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皆さんこんにちは。

Animal Travelerこと、

あにとらです。

 

 

初めましての方もいるかもしれないので、

簡単な自己紹介。

旅する獣医師としてこのブログサイト

Animal Travelerを書いています。

詳しくはこちら。

About Me

 

さて。

ここ最近、オーストラリアでのワーホリに関してのアドバイス?のための記事ばかりで、“Animal Traveler”と名乗っている意味がない状況でした。

 

が!!

 

突然ですが、これから動物関係の記事もちゃんとアップしていこうかと思います!!

 

というのも、つい先日、ある方とお話する機会をもらいまして。

 

とても刺激になったと同時に、自分が今すべきことをもう少し、

あと少し、一つずつでも増やしていかないといけないな、と感じたのです。

 

その方というのは、世界一周の頃からこのブログを時折読んでくださっていた読者さん。

 

日本で直接お会いする機会を逃してしまったので、某ネットミーティングサービスを使って、オーストラリア〜日本を繋いでお話させてもらいました。

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日本の動物福祉向上のために日々研鑽を積んでおられる方で、ブログも書いておられます。

↓↓くどちん~旅する動物好き~

https://note.com/kudochin_dlc

 

 

 

今まで、このブログでは旅をしている様子をメインにアップしていましたが、初心に立ち返り、改めて言葉にしておこうかと思います。

 

私がなぜオーストラリアに来たのか。

そもそもなぜ、”Animal Traveler”と名乗って旅をしているのか。

 

その根本の目的は

”日本の動物福祉の向上”

にあります。

 

動物福祉というと、日本ではなにやら重たいイメージがあるかもしれません。

 

正直、国内外の一部の動物愛護団体に対するネガティブなイメージもあると思います。

 

このイメージというのが邪魔して、

”触れづらい・扱いづらい分野”

になってしまっているのかもしれません。

 

がしかし、そもそも”動物福祉=Animal Welfare”とは、過剰な愛護意識を示す言葉ではありません。

 

私は日本では獣医師。

獣医療も動物福祉の一部です。

 

私の目標としている”動物福祉の向上”とは、

・人と動物がお互いに暮らしやすい環境を作ること。

・動物に対する暴力や無意味な殺処分を無くすこと。

主にこの2点です。

 

言葉にすればわかる通り、そんなに重苦しいことではなくて、

 

 

「住みやすい環境」とか、「暴力だめだよね」とか、人間として当たり前じゃん!という内容なんです。

 

 

この地球は人間だけのものではないし、人間は常々、他の動物たちに支えられながら生きてきました。

 

食べること。

働くこと。

精神的な支え。

 

身近な動物たちのことを考え、その命を大切にすることは単純に動物のためだけではない。

 

人間性をより豊かにしてくれることだと、私は考えています。

 

こういったことを身を以て経験するにあたって、私は世界を見て回ることを選びました。

 

元々、幼い頃から「世界一周する!」という目標もありましたが、そこに目的がプラスされたわけです。

 

・動物福祉先進国では福祉施設を見学し、日本に作るとしたらどうするか?というヒントを得る。

・新興国や発展途上国では、動物との共生の多様性を体感する。

 

これが旅の目的です。

 

とはいえもちろん、私にとって、動物だけが大切なわけではないです。

 

子供やお年寄りに対する福祉のあり方も、ボランティアなどを通して体感してきました。

 

私は自分自身を優しい人間じゃないと思っています。

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だからこそ、全ての生き物に優しく在るために、自分にできることをしたい。

 

ただそれだけです。

 

 

本題ですが、私がオーストラリアに来た理由は、

動物福祉施設(シェルター)の日常業務について学ぶためです。

 

今まで、イギリス、ドイツ、アメリカなど各国の動物シェルターを見学しましたが、

日本の施設との違いは経済面と国民意識という基盤部分

 

この基盤はそうそうすぐには日本で実現することはできないでしょう。

 

とはいえ、学ぶことはきっとたくさんあるはず。

 

しっかりとした基盤のもと運営されている施設というのはどういった違いがあるのか。

 

その基盤を日本で実現するにはどうしたらいいか。

 

日頃どういった問題が起きるのか。

 

その問題に対する解決策は?

 

効率の良いマネージメントとは?

 

そういったところを学びたくて渡豪しました。

 

オーストラリアには各都市に必ず民間・公営の動物福祉施設があります。

それはもう驚くほどたくさんあります。

 

そしてどこも寄付金を主な資金として、しっかりと運営されています。

 

「これだけ数があるんだから、ボランティアとしてなら、どこかの施設で働かせてもらえるだろう。」

 

そう思ってやって来ました。

 

 

がしかし!!

甘かった・・・

 

 

オーストラリアではボランティアを見つけるのも一苦労。

どこも「ボランティアは足りている。」という状態で、次の募集がかかるまで待つよう言われます。

 

何施設にアプライしたか分からないほど。

 

手当たり次第、でも真剣にメール文面を考えて連絡をしたり、

履歴書を持って飛び込んで聞いて回りましたが、

どこも「ボランティアは足りている。」と言われ、受け入れてはもらえず・・・

 

正直、仕事を見つけるより難しいと感じています。

 

それもそのはず。

 

こちらのシェルターで働いている人と友達になれたのですが、その彼女によると・・・

 

「シェルターボランティアってすごく人気なんだよ。犬猫と過ごせるのって楽しいじゃない?」

 

「ボランティアの応募は本当に日常的にたくさんあって、正直、施設側としては満腹状態。」

 

とのこと。

 

日本との動物福祉や愛護団体へのイメージの差と、ボランティアをすることへの積極性の違いに驚きました。

 

 

 

でも私にはここで学べるチャンスは1年しかありません。

(ワーキングホリデービザが1年間で切れるため。)

 

どうにかして日本に活かせるものを得ないと、オーストラリアに来た意味がなくなってしまう・・・

 

行く先々でシェルターを見学させてもらえたり、スタッフさんと友達になれて色々と聞くことができたり。

 

現時点でもたくさんのものを得られているかもしれませんが、

 

まだまだ。

まだまだ・・・!!

 

模索する毎日です。

 

こんな感じの日常と、今まで見て来た福祉施設について

 

これから書いていこうかと思うので、もしよければ読んでください。

 

世界一周以来(?)のアニマルトラベラー再始動です!!

(頑張ってアップします!!)

応援よろしくお願いします!!

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