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皆さんこんにちは。
昔はビールって
第一選択じゃなかったんですが、
今は真っ先に呑んでる
あにとらです。
どこの国もビールが一番安いし、
現地のごはんに合う気がして、つい・・・(笑)
でもちゃんと、
自分ルールはあるんですよ!
・1週間に1回
・誰かと乾杯する時
・新しい国に入った時
このいずれかの条件を
満たしたときだけだけです。
1週間以上呑まないことも
けっこうあります。
この私が!
誰かほめて!!(笑)
さて、
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ついに到着したポンサリー。
実は、
この”何もない”ポンサリー。
ビエンチャンで逢った
協力隊員のイトウさんが
ラオスで一番好きな場所だという、
ただそれだけで、
”何もしない”をしに来たわけなんですが、
なんとなんと、
このヘンピな場所に
日本のNGOがあり、
しかも
イトウさんのお知り合いの方が
働いているとのこと!!!
せっかくなので
紹介してもらいました。
それが
という日本生まれの国際NGOで働く
あきさんと安藤さん。
なんでラオスの僻地で
日本のNGO???
何をしてるんだろう???
これまた興味本位で、
逢ってもらう約束をとりつけ、
ネットがお互いつながりづらく
連絡がとどこおりまくるところを、
どうにか
現地で落ち合うことができました。
「ポンサリーって案内できるところ、何もないんだよね。」
と言って、
あきさんが少ないオプションを
提示してくれました。
「歩いて往復7時間のお茶畑と、
往復2時間くらいの丘と、
どっちがいい?」
歩いて7時間って
単位違うくないですか??
というツッコミを心に秘めて、
”往復2時間の丘”
でお願いしました。
まずは市場でお昼ごはんを調達。
おお〜〜
結構そろってる。
さすがに
”村”というより”町”なので、
市場もムアンクアよりかは大きいです。
豆腐!!
中国が近いですからね。
「冷奴でも食べれるよ。」
とあきさん。
うまほーー!!!
でもさすがに
お弁当には持って行けないかな。
焼き鳥売り場のお姉さんは
AARの事務所でも働いているとのこと。
ここで焼き鳥と、
焼き魚とごはんを購入し
出発!
道中には
かわいらしい女の子がふたり、
こちらを見てニコニコしてたり。
犬がいたり。
さてさて、登りますよ!
”プーファーの丘”!!!
こんな感じで山に入って行きます。
コケむした階段が続きます。
ひたすら山の中を歩いて登って・・・
けっこうキツイ・・・
標高は1500mとか?
けっこう高いらしい。
そりゃキツイっす・・・
あきさんはサクサク登って行きます。
だいぶ登ったところで
やっと
開けたところが見えて来た・・・
やっっったあああ〜〜〜〜〜!!!
山頂だあああ!!!!!
と思ったのもつかの間。
先に着いて
のんびり座っていたあきさんが
「よっしゃ!じゃあ行くか!!」
と言って更に歩き始めます。
「まじっすかネーサン。
まだあるんですか・・・」
はい。
ここから更に400段です。
頑張ります。
息切れしまくりです。
膝も震えてます。
ちなみに、
運動不足で死にそうになってた安藤さんは
ここでリタイヤしました。
空がキレイだ〜〜〜・・・
でも上を見上げる余裕が・・・
現役で社会人バスケを続けている
ダイトウ君も
さすがに堪えている様子。
タバコやめればいーのに。
とか言ってられないくらい
私も余裕がない。(笑)
あきさんの姿は
はるか上の方。
早いよネーサン。
ここで衝撃の事実。
あきさんは
私より0.8まわりくらい
年上らしい。
バケモノ!!!(←失礼)
いやだって、
体力はもちろん
肌もピチピチだし、
エネルギーに満ちあふれてて・・・
すごい・・・
やっぱり異国の地に
1人で乗り込んで行って働く人は
何かが違うのかな・・・
そしてついに!!!
とうちゃ〜〜〜〜〜くっ!!!
さすが東南アジア。
山頂にも立派な仏塔が。
そして、
仏塔を超えると・・・
うっっっっっっは〜〜〜〜〜〜!!!!!
なんてうつくしーーんだ!!!!!
ポンサリーすごいじゃんか!!!!!
まるで天空都市です。
街全体を一望できます。
拡がる青空!
白い雲!!
深い緑!!!
赤い屋根!!!!
ゼエゼエ言いながら
登ったかいがある・・・
町の北西の方角には
雨が降っているのが分かります。
自然ってすごいな・・・
こんなん見れるって、
今まで普通に日本で生活してたら
考えられなかったな・・・
”見たことないものを見たい”
私の病的な放浪癖を
またひとつ、
満足させることができました。
もとの場所に戻って、
お弁当タイム。
地元の若者も
ここで集まるみたいです。
昼間っからビール。
(しかもすごい量。)
いいね〜〜。
お弁当というか、
こんな感じで直接ビニール袋に
おかずとごはんが
入ってるだけなんですけどね。
もちろん、手でそのまま頂きます。
楽しい会食。
あきさんの発音?なまり?が
独特だな〜と思ったら、
産まれてから20才まで
アメリカ暮らしだったらしく、
20才から日本語を覚えたとのこと。
20才からって!!
すごい!!!
大人になってからの
語学習得って
すごく大変だと思うんですが、
もう、
普通に日本語しゃべってます。
あきさんは
今までも他のNGOで働いていたらしく、
タイやアフリカなど
色々な国に住んだ経験があるらしい。
それでいて日本語上手って。
努力のたまものですね。
とてもフレンドリーで
よくしゃべる快活なあきさん。
そんな印象とは裏腹に
貧困の根源や
東南アジアの風習と歴史、
政策提言に関してなど。
多くのことを話してくれました。
”カンボジアでは、女性が強く、お父さんたちがあまり働いていない印象だった。”
という
私の抱いた印象に関しても、
ポルポト政権の以前と
その後の変化について
歴史をふまえた
分かりやすい説明をしてくれました。
昔は”家庭”という
ちゃんとしたつながりと構造があったけど、
ポルポトを
”父”と呼ばせるようになってから
その構造が破綻したんだとか、何だとか。
だから、
カンボジアの若い人たちは
年上の人たち皆を
「お父さん」
「お母さん」
と呼ぶんだなあ。と。
カンボジアで逢ったさくらちゃんもそうで、
不思議に思っていたんですが
その話を聞いて合点がいきました。
食後にはしゃぐダイトウ君。
帰りは車の通れる道から。
こちらの方が階段の歩道より長いんですが、
帰り道はゆるやかで楽チン♪
その道の途中に
若い女の子たちが座っていました。
お菓子を広げておしゃべり中。
「何してるの〜?」
「写真撮っていい?」
と聞くと
すごく照れてました。
かわいらしい(^^)
そして、
なんでかお菓子をくれました。
優しい(^^)
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あきさんと
安藤さんと
ダイトウ君。
こんなところに
日本人がたくさん・・・
道ばたに大きな木の根っこ。
昨年だかに起きた
土砂崩れの痕だそうです。
寝。
なつっこいわんこに遭遇。
その目は反則ですよ!!!
雨宿りがてら入った商店。
まさかのわさびが売ってました!!!
このあたりでキャミー(前回のブログ参照)
に逢って、少しおしゃべり。
「ちょっと微熱があるけど、元気になったよ。」
とのことで、
これからプーファーの丘に登るんだそうな。
次の日も1〜2泊のトレッキングに行く予定だ
とのこと。
さすが若い。(23才)
とりあえず、
大事にならなくて良かった(^^)
そして、
ここポンサリーで
私が楽しみにしていたのがこれ!!!
え?なに???
と思うかもしれないですが、
この石畳です!!!
ラオスの他の場所では
そんなに見ないんですね、これが。
ルアンパバーンには
少しあったかな。
中国の町づくり技術のひとつなので
ラオスの北方で見れる景色です。
家もかわいい!!!
ここからは私の趣味です。(笑)
いや〜〜。
かわいいですね〜〜〜。
通りひとつだけでこんなに
色々な家が見れるとは。
歩いてるだけで楽しいです♪
ちなみに、
たまに
玄関の上に付いているコレ。
アカ族など
一部の山岳民族の伝統で
魔除けの意味があるらしい。
その辺で取って来た
ハチの巣とかくっつけてるらしい。
そんな感じの街歩きを終えて、
一旦宿に帰宅。
宿の前で何かの葉っぱを干してました。
独特な臭いがするので
「何だろう?」
とかいでいたら、
宿の前にいつも座っているおばあちゃんが
この葉っぱでお茶を入れてくれました。
ポンサリーはお茶が有名らしい。
にしても、おばあちゃん、
言葉がまっったく通じないんですが、
ジェスチャーで構ってくれる。
こういうの、ほっこりします(^^)
一旦、宿で休憩して
夕方にまた
あきさんと安藤さんと会うことになりました。
「久々に日本食が食べたい!作って!!」
という
あきさんの無茶ぶりに応えるためです。(笑)
コウモリ肉は和食には向かなそう・・・
市場でも、あちらこちらで
民族衣装の人たちに逢います。
頭に布を巻いてる人たちは
大体ご高齢の方。
もういっそ
何か巻いてないと落ち着かないのかな?
というくらい、たくさんいます。
奥には飾りのたくさん付いた
被り物をかぶった女性。
香辛料も豊富。
買い出しが終わったら、
AARの事務所、兼、お二人のお宅へ。
キレイな家が多いから
お金持ちの多い町なのかと思ったら、
そういうことではないらしい。
親族や友達同士で
家を建てっこするので
人件費がかからない。
且つ、
材料も
近くで木を切り出して来ているそうな。
一般ピーポーに建築技術があるのも
日本じゃ考えられないですよね。
家に着いたら調理開始です。
なんだかんだ言いながら、
あきさんも料理を作ってくれました。
KIKKOMAN醤油も完備!!
完成です!!
本日のメニューは
・お味噌汁
・ごはん
・だし巻き卵
・ツナとトマトのラープ(香草を効かせたラオス料理)
・向かいのお店の豚串
・ポテサラ(インスタント)
そしてもちろん
Beerlao♪
私はみそ汁とだし巻きを作ったんですが、
意外にも好評でした。
よかった・・・
夕食の席でも
お二人の活動など
色々とお話を伺うことができました。
そもそもなんで
ポンサリーに
日本のNGOが??
ってところなんですが、
AARのポンサリー事務所の
主な活動は
”感染症対策を含む母子保健サービスの強化”
だそうです。
ポンサリーは母子死亡率が
ラオスでもトップらしく、
なんと
出産時〜1才までの間に
8人に1人の割合で
赤ちゃんが亡くなっているそうです。
正確なデータが無いそうですが、
母親側も
出産時の出血などで
亡くなる方が多いらしい・・・
自宅で、
たった1人で出産する母親も
結構いるとのこと(!!)
出産をより安全なものにするべく、
妊婦検診(元々、受ける人があまりいないらしい)など
技術者側と妊婦側の
どちらにも指導しているそうです。
安藤さんは元看護師さんだそうで、
このプロジェクトを引っ張っていってるそうな。
↓↓AAR公式サイトの安藤さんの記事
日本で長く看護師として
勤めていらっしゃった安藤さん。
その経験と技術を
必要としている世界の国で活かして行く。
英語を覚えたのも
30を過ぎてからとのこと。
かっこいいですね。
ポンサリーでも
刺激的で勉強になる
とてもいい出逢いができました。
やっとの思いで着いた
ポンサリーも、
VISA免除期間の関係で
2泊3日のみの滞在。
なにしろ、
ここから国境に行くまでも2日かかる・・・
でも、ラオスで出逢えた
たくさんの人たちのおかげで
長い長い道中も
とても楽しい旅になりました。
結局、
毎晩ダイトウ君と
ラオスビールで乾杯してたし。(笑)
知らない人と
道中ずっと一緒って疲れそうですが、
話したり、話さなかったり。
各々が気が向いた時に
散歩したり、散歩しなかったり。
気持ちいいくらいに
お互い、気遣いをしない。(笑)
ペースの合うマイペースさが良かったんでしょうね。
これもまた不思議な縁です。
次回、
ポンサリーを離れ
2日かけてタイ北部へ向かいます!!
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