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前回お話したように、
同級のノウチが鶏研究をしている
ということで
職場でもある鶏舎を
見せてもらえることに。
鶏肉、卵を
安定して食べるための、
そして
日本の鶏を守るための
研究鶏舎です。
こんなところもあるんだよ〜。
という参考までに。
ちゃんと建物周辺は
消毒が為されています。
特別天然記念物の品種を含め、
日本中、いっそ世界から
たくさんの種類の鶏が
集められているので
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鳥インフルエンザでも
発生したら大ごと。
私も
靴を履き替えさせてもらっての
見学です。
バタリータイプのケージ。
屋内外を行き来できる
平飼いタイプのケージ。
もちろん、感染症予防のため
外部の鳥とは
接触できない造りです。
烏骨鶏は有名ですね。
鶏舎には
驚くほどたくさんの品種の
鶏さんがいました。
ノウチ、
全て把握してるんだろうな・・・
すごいわ・・・
卵のサイズも大から小まで、
色合いも様々。
孵卵器の中。
今日産まれたばかりの
ひよこちゃんたち。
産まれてしばらく経った
ひよこさんたち。
まだまだ温度管理が必要です。
さて。
ちょっくら
鶏の生育環境についての
お話をば。
一般的に
日本国内で売られている
卵の多くは
”白色レグホン”という
品種の鶏さんが、
工場のような
狭いバタリーケージで
産んでくれています。
このバタリーケージ、
1羽ずつ
身体にピッタリサイズなので、
狭くて動けないわ、
足はケガするわ、
卵が転がるよう斜めっているわ、
金網の隙間からエサを食べるので
首の毛が抜けるわ、
動物福祉の進んだ海外だと
禁止もしくは
敬遠されていたりします。
もちろん、
”動物福祉って何?”
という我が国では
ほとんどの産卵鶏舎が
バタリーケージなんですが。
最近でこそ、平飼い
(金属製の狭い網ではなく、地面で生活できる飼い方)
も増えてきています。
私も家で使う卵は基本、
平飼い卵を
選ぶようにしています。
が、
平飼いだと集団飼育で
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お互いに接触する環境なので
尻ツツキ
(他の鶏のおしりをつついてケガをさせてしまう)
という問題も出てきます・・・
ということで、一概に
「これが良い!」
とは言えません。
理想は
接触ストレスの少ない
密度の低い場所で、
強い鶏にいじめられても
逃げられるスペースがあって、
エサも各個体に行き渡るよう
しっかりあって、
”つつく”行為を
エサだけに向けられる環境。
(それでも100%問題が解決するわけではないですが・・・)
国土が狭く、
常に鳥インフルエンザなどの
感染症の恐れのある日本では
難しい面もありますが、
無理なことでは無いはず。
私たちの中には
卵や鶏肉は安くて当たり前
という意識が
あるかもしれません。
私も、裕福な人間ではないので
できれば食べ物は安い方が
ありがたいです。
そして、
確かにバタリーケージは
生産効率の良い”工場”と
言えるでしょう。
が、
肉も卵も野菜も
元は生きた命であることを
認識して、
値段と価値を
天秤にかけられるようになれば
もっと食べ物を
大事にできるんじゃないかな〜
と思います。
(日本は食糧廃棄も多いですしね・・・)
何度も言うように、
私はベジアリアンではないですし
動物福祉に関して
色々な葛藤がありつつも
現実を見て、
できる限り理解して、
その上で有り難く頂くように
しています。
せめて
このマニアック(笑)なブログを
読んでくださっている
皆さんにとって、
ちょっとでも
”ご飯を食べる”
ということがどういうことか、
考える機会になってくれれば
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