==スポンサーリンク==
=================
お腹を下しました。
それは、もう、
思いっきり。
不穏な痛みが出てきたのは
カンボジア到着2日目。
「いや、でも、
このくらいならあるよね。」
くらいに思い、
==スポンサーリンク==
=================
整腸剤を飲んで
さくらちゃんたちと
いっぱい遊び
いっぱい食べました。
その日の夜。
腹痛。
間欠的に
お腹がギューーーッと
締められるような痛み。
うめきたくなるような激痛。
「これが真の食中毒というやつか!!!」
と、ようやく気付きます。
(遅い。)
ということで、
次の日は1日オフ。
大量の整腸剤×2種類を流し込み
トイレと友達になりました。
半日絶食の後、
夕飯に
日本から持ってきたお味噌汁と
近くのスーパーで買ったライスクラッカー(タイ製)。
日本人で良かった。
みそ汁って素晴らしい。
そんなこんなで
1日ゆっくり休んでみたら
案外お腹の痛みが弱まってきたので
調子に乗ることにしました。
色々と諸事情で
裏から入った初アンコールワット。
ぜひとも一度
アンコールワットの朝日を見てみたい
と思い、
お腹の痛みが落ち着いた(と思った)
翌日に行ってきました。
日の出は朝5:38。
1日目にお金を使いすぎたので
今回は節約コース。
1日$2(約¥200)の
レンタサイクルを前日のうちに借りて
日の出前の真っ暗な中、
約50分の道のりを
”激チャ”しました。
(暗いしスマホ出すの怖いから写真無し。ご了承ください。)
暗いうちから外に出るなんて、
カンボジアの治安を考えると
観光客が守られていてわりと安全な
ここシェムリアップでしかできないことですが
それでも若干不安。
と思いきや、
アンコールワットまでの道路は
朝日を見に行く観光客だらけで
案外、人が多かったです。
もちろん、
皆さんトゥクトゥク。
自転車で行こうなんて
酔狂な人間は
私以外見かけなかったですけどね!!(笑)
次々に追い抜いて行くトゥクトゥクを目安に
ひたすらまっすぐ進めば
アンコールワットに到着します。
1日目にチケットを買っているので
チケットチェックも悠々通過し、
朝5:28
アンコールワットに到着!!!
既に空がだいぶ白んできていたので
あせあせと階段を登ると
これでもか!!!
というくらいの
チケットチェック要員。
早歩きで西参道を進み
正面の門をくぐります。
最高ですね。
このシルエット。
ここに来るまでは、遺跡とか
アンコールワット自体も
強い興味も無いし
「名前知ってる」
くらいの感じだったのですが、
一気に引き込まれる景色です。
池に写ったシルエットも素晴らしい。
ちなみに池の前はこの人だかり。
(ISOガンガンあげて撮ってます。
ほんとはこんなに明るくないです。)
撮影したら
人ごみを避けて、
アンコールワット向かって右手の
空き地に座って朝日を待ちます。
たまたま人がいなかったから選んだ
この場所が
この4月にはちょうどいい位置でした。
日が昇るのがちょうど、
中央の塔の辺りから
見える位置だったんです。
季節によっては正面から見ても仏塔の
ど真ん中から日の出が拝めるらしいですが
4月だとだいぶ左にズレたところから日が昇るようです。
空がだいぶ明るくなると
池の前にいた人たちは次々に
遺跡内に入って行きましたが、
「いや、きっとこの後太陽がペカーーーって出るはずだ。」
と思って待っていたら
見れました。
日の出。
いや〜
よいね〜〜〜
50分間ノンストップチャリンコ。
息切れしながらの
アンコールワット到着でしたが
これ見れたら
もう言うことなしです。
馬さんはまだお休み中。
初日はさくっとしか見てない
アンコールワットの中を、
今日はDalisちゃんからもらった
を片手にゆっくり見て回ります。
ちなみに、ちゃんとした日本人向けホテルならガイドさんを頼めます。
そんなに高くないらしいけど、この本が充実しすぎていたので私としては十分でした。
遺跡内には
良い感じで朝日が差し込みます。
この窓の細工も素敵。
第一回廊は
東西南北の4面とも
全て彫刻による壁画で囲まれています。
ラーマヤナ物語
アンコールワット創建者の行軍風景
天国と地獄の描写
ヒンドゥー教の天地創造神話
”乳海攪拌”
ヴィシュヌ神と阿修羅の戦い
足元から天井近くまで
こまかな描写が続きます。
ラーマヤナ物語の一幕。
力強い猿の将ハマヌーン。
(タイでも”ラーマキエン”の猿軍物語の演舞を見たので、勝手に愛着。)
かっこいい猿。
ヒンドゥー教のレア神
”ブラフマー神”
を見つけて
少しテンションが上がったり。
なに引っ張ってるのかと思ったら
ナーガ(蛇神)だった。
==スポンサーリンク==
=================
象さんも戦っています。
回廊の角を曲がると
これまた素敵な感じで
朝日が当たっています。
足元にはヴィシュヌ神(?)
と思われる彫刻がありますが
どこも、だいぶ痛んでます。
最後の方に見た
”天国と地獄”ゾーンでは
よく見るとけっこうエグい描写が多かったです。
天井近くは”極楽界”の図で
皆さんルンルン♪なんですが
(極楽界が手抜き感あるように思うのは私だけ?笑)
中段くらいに目をやると
閻魔大王が刑の判決をしています。
剣刺してる・・・
こわっ・・・
閻魔大王の前に連れて行かれる人たち・・・
地獄へ落とされる人たち。
いったい何の罪なのか、
この絵によると極楽界にいる人より
地獄に行く人の方が多い気がする・・・
ほんと、いったい
何の罪なんだろう・・・
という感じで
この時点で私のテンションは
ダダ下がりです。
第一回廊を一周して思ったこと。
”いつの世も戦いばかり”
どこまで現実の要素が入っているのか、
どこからフィクションな神話なのか
そのへんは私には分かりません。
今でこそ
遺跡に残る彫刻として「すごーい」と
絶賛される対象で、
当然、この時代を知る人も
語り継いでいる人もいないわけなので
どんな凄まじいことが起きていたのか不明。
少しでも現実を元にしているのだとしたら
戦争描写だらけでかなり怖い話。
これだけの遺跡を残せる文明ということは
さぞかし大きな戦いをしてきたんだろう・・・
と思うと
なんだか複雑な気分。
でも、この全面に描かれたレリーフは
本当に見応えがあります。
第一回廊を見終えたら
第二回廊へ進んでいきます。
アユタヤと同じく
アンコールワットも
首の無い仏像だらけ。
ただの荒廃なのか、
アユタヤのように攻め入られたものなのか、
ヒンドゥー教と仏教の間で揺れた
王朝の遷移の結果なのか。
お坊さんたちも
一般観光客と同じように
遺跡内をウロウロ。
スマホで記念撮影していたりします。
柱の彫刻が細かくてキレイ。
我が家は一応、仏教家系。
先祖代々
仏教のお寺に納骨しているので
ここでも仏像の前で手を合わせます。
いよいよ第三回廊。
中央塔を目指します。
第二回廊までは
一般的なお寺を訪れる時の
マナーしか注意点は無いですが、
(露出多い服ダメとか、
女性は僧侶に触っちゃダメとか。)
第三回廊は更に厳しく
入場制限があります。
一度に入れる人数を制限していたり
帽子やサングラスダメだったり。
(心臓疾患のある人と子供も入れないらしい。)
階段はかなり急です。
上から見るとけっこう怖い。
第三回廊から見る西参道。
遺跡を保全してくれている人たち。
中央塔。
アンコールワットのど真ん中です。
細かいところまで彫刻。
クメール建築の技術としては
石を単に組上げて行くだけの
”組積式”と呼ばれる方法らしいです。
ドアとか、たまに
木材も使ったりするらしいですが
基本的には石を積んでいくのみ。
それでこの仕上がりって、
本当にすごいです・・・
だからこそ、遺跡として残って、
だからこそ、こうやって壊れていくんですね。
橋ゲタも遺跡。
座ったら壊れるので座っちゃダメです。
こんな感じの
アンコールワット2日目。
1回さくっと歩いたおかげで
どこに何があるかとか
だいたいの構造が頭に入っていたので
ゆっくり無駄なく見て回ることができました。
この日は更に
アンコールトムと周辺遺跡を
自転車で回りました。
その話はまた後日。
↓↓現地ツアーのオススメサイト。
国内も海外も対応。
旅行全てをツアーにしてしまうと
ホテルも選べないし、
自由時間がなくて嫌だな・・・
という方にオススメです!
私もヨーロッパなどで
何度か使いましたが、
内容には満足してます!!!
実際にこの方法で行きたい方はこちらを参照。
自転車を借りた場所など詳しく書いています。
↓↓タイで出逢ったおもしろ青年ユウキウィリアムの
369度VRカメラの世界一周動画!!
写真で見るより雰囲気がわかりやすいです♪
(スマホアプリだと、スマホを見たい方向に動かすだけで、360度見たい方向を見れます!
PC画面でも、見たい方向へドラッグするだけ!!
すごいおもしろい動画ですよ〜!)
同世代で、同時期に出発し、
最初に選んだ宿が同じ宿という
なかなか無い奇跡。
応援よろしくお願いします♪
↓↓やる気スイッチ。
ポチッと押してもらえると
励みになります!!
にほんブログ村
More from my site
==スポンサーリンク==
=================