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2017年エイプリルフール。タイでワクチンを打ちました。場所はバックパッカーには有名な”スネークファーム”です。カオサン通りからの行き方と持ち物、手続きの仕方についてまとめます。

 

目次

1.スネークファームへの行き方
2.Wi-Fiのない環境で地図を見る方法
3.いざ建物の中へ!
4.スネークファームまとめ

 

 

1.スネークファームへの行き方

 

まず、カオサン通りの南にある大通り“Thanon Ratchadamnoen Klang”目指しましょう。地図でいうとこの辺にバス停があります。↓

 

 

バス停はこの通りにいくつかあるのですが、地元の警備員さんがわざわざ案内してくれたことからも、人の乗り降りの多いバス停に行くのが無難なようです。この通りからスネークファームに行くには47番バスに乗ります。

 

看板の下に停まるバスの数字が書いてあります。

 

バス料金は冷房車じゃないかぎりは6バーツくらいと安いらしいですが、タダで乗れるバスもあります。

 

 

この赤いバスは無料で走っているようです。バスが来たら手を道路側に差し出して、「停まって」と合図します。合図しないと停まってくれません。また、合図しても乗るのにトロトロしていたら、走り出すので気をつけましょう。

 

そして、無事47番バスに乗れたらひたすら待ちます。本来なら20~30分ほど乗っていたら着くはずですが、私の場合は渋滞していたので1時間かかりました。

 

そのうちわりとキレイな街っぽいところを通りかかります。人通りのおおいMBKセンターというところです。このMBKセンターを通り過ぎたら、降りる気持ちの準備を開始しましょう。MBKセンターのある角を右折して、少し走ってもう1回左折したら、本格的に降りる準備をしましょう。そのあとの2つ目のバス停で降りれば、スネークファームはもう目の前です。

 

iPhoneやGoogleのマップで、“Snake Farm”と検索すればだいたい出てきます。本当の名前は“Queen Saovabha Memorial Institute”という場所です。↓

 

2.Wi-Fiのない環境で地図を見る方法

 

iPhoneのマップに関してはWi-Fiのあるときに、見たい範囲の地図をダウンロードしておき、iPhoneマップ自体を閉じなければWi-Fiのない環境でも自分の位置を教えてくれます。それを見ながら降りるタイミングを見計らいます。

 

iPhoneではない方は”maps.me”のアプリがオススメです。これもWi-Fi環境下で見たい地域の地図をあらかじめダウンロードしておけば、いつでも地図が見れるようになります。

 

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降りる時はバス車内の天井や壁にある、このボタン↑を押して合図します。乗降ドアの上や横に必ずあるので、降りる直前に押すので大丈夫です。「バスが停まってから席をお立ちください。」みたいなことはないです。降りている最中に走りだすこともあるので”慌てず速やかに”です。バスを降りたら進行方向に、こんな感じ↓の緑の看板が見えます。ここがスネークファームの入口になります。

 

 

3.いざ建物の中へ!!!

 

ここが病院。でも、この時のブログにも書きましたが、私は親切なタイ人に「こっちじゃないよ。」を繰り返され、目の前にある病院になかなかたどり着けませんでした。もしかしたら、そういうフェイント的な案内があるかもしれませんが、それは気にせず目の前に見える正面玄関から入って行きましょう。

 

 

入って左手の通路に写真のような台があります。ここで受付のための書類を書きます。(英語版もあります。)

 

 

1番の部屋の前の番号札を取って部屋に入り、呼ばれるまで待ちます。長いこと呼ばれなかったら「まだ?」って聞いてみてもいいでしょう。部屋に入ったら、初めて受ける方にはもう1枚書くものがあります。(部屋の中は写真NG。)それらの初診票・問診票とパスポートを持って受付の人に渡します。ここで初診料20Bを支払い、診察券などを発行してもらいます。

 

案内されるがまま血圧検査と体温測定を実施します。血圧計は日本のと違い時間がかかる上に痛いです。「これは””STOP”ボタンを押した方がいいのか?」と思うくらいの瞬間もありましたが、とりあえず我慢していたら、だいたいいつもの私の血圧が出て来ました。

 

“STOP”ボタンを押すか押さないかは個人の判断に任せます。(笑)ちなみに、2回目の接種の時は、わりとスムーズに測定が終わりました。

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終わったら案内されるがまま部屋を出て、向かいにある4番の部屋へ行きます。そこでさっきの部屋でもらったものを全て出します。私の時は、個室にまず入って、打つワクチンについて英語で相談となりました。内容は見たとこ、世界基準の一般的なワクチンプログラムです。

(日本の国産だと国産製品用のプログラムがあったりして、接種回数が多かったりする。もちろん体質によって抗体のつきやすさは違いますが、日本でも海外で一般的な製品を世界基準で打っている病院は多いので心配なさらず。)

 

 

あらかじめ打つワクチンを決めて英語でメモしておきましょう。私の場合は、過去の接種歴も書いた紙を日本の病院で発行してもらっていたので、そこに英語訳を書き込んで見せました。世界一周にあたり、私の打った全ワクチンについては別ページの【私が打ったワクチン】のページを参照してください。

 

 

で、相談が終わって今日打つワクチンを決めたら、部屋の受付の人に処方箋を発行してもらいます。それを持って部屋を出て、入口近くの5番窓口へ。

 

 

そこでワクチンを受け取って支払いもします。ちゃんと一般的な会社の認可ワクチンを、目の前で箱から出して使ってくれます。

 

 

ただ、まさかの、ワクチン箱ごと渡されて、自分でお医者さんのところに持って行くというセルフサービス!!(笑)でもこれなら何を打つのかなど自分でも分かるし、取り違えリスクはなくなる!!画期的!!!

 

そして、元の4番の部屋に戻って、呼ばれるまで待って、再び個室へ。ワクチンの入ったカゴを渡すとテキパキと準備して、ブスッッ!と打ってくれます。私の担当の方は手慣れた様子でそんなに痛くもなく、ちゃんと「大丈夫?」って聞いてくれました。ちなみに、痛いとか痛くないとかは、もちろん注射の上手ヘタもありますが、ワクチンの種類や打つ場所(皮下注射か筋肉注射かなど)でずいぶんと違います。

 

打っている最中に痛みや違和感が出る場合も、打ってしばらくしてから痛い場合も色々です。痛いからって必ずしも打つ人がヘタとは限らないので、痛くても責めないように!!ただし、注射したところから異様に出血したとか、打っている最中に手がしびれて来たとか、「これヤバい!!」と思った時はちゃんと「STOOOOOOP!!!」と叫びましょう。

 

 

で、接種が終わったら再び受付に書類を持って行き、接種証明書を発行してもらい終了です。左から接種証明書、ワクチンのプログラム表、診察券。これらは次回接種の時も使うので無くさないように。

 

トータルの所要時間は人が少なければ1時間以内くらい。本当にサクサク進みます。「次あっち。」と案内があるので、英語がそんなに達者でなくともなんとかなります。

 

ちなみに、この日は土曜日で午前中のみの診療。渋滞やいくつかのフェイントにひっかかって、到着が11時半くらいになってしまっていたので、焦りました。で、まだ診療時間内ではあったのですが、「お昼が近いからワクチンは2本まで」と言われてしまいました。時間があれば4本まで同時接種okとのこと。

 

帰りは降りたバス停の反対車線で同じ47番バスに乗るだけ。接種当日は体温を上げないよう、あまりうろうろせず安静に過ごしましょう。

 

 

4.スネークファームまとめ

料金の目安

・初診料:20B(約¥65)

・注射料:50B(約¥170)

・狂犬病:300B(約¥970)

・B型肝炎:350B(約¥1130)

・日本脳炎:460B(¥1500)

・黄熱:1200B(約¥3900)

 

 

住所・時間

1871 พระราม 4 Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330

月曜〜金曜 8:30-12:00,13:00-16:30

土曜 8:30-12:00

 

 

持って行くもの

 

・お金(打つ種類によるが¥5000~1万円くらいあればだいたい足りる。)

・パスポート

・過去のワクチン表(あれば。)

・今回打ちたいワクチンのメモ(英語表記で。)

・ちょっとの勇気

・朝ご飯はしっかり食べて行きましょう。

 

何か質問があればブログのコメント欄などで質問ください。答えられることはお答えします!

 

 

2017/5/17 追記

タイで2回ワクチンを打った後、狂犬病などの3回目のワクチンが必要なものと、インド向けに腸チフスの予防接種を、カンボジアのプノンペンで打ちました。その時の詳細はまた別記事に書いているので参考にしてください!

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