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皆さんこんにちは。
あにとらです。
ネットはつながらない。
あるのは目の前の自然。
そんな国ラオスの
さいっっっこうな絶景が見れる旅。
今日はスローボートで
ラオスを北上します。
Nong khiew(ノンキャウ)の
ボート乗り場で
Muang khua(ムアンクア)までの
チケットを
200,000kip(約¥2700)で購入し、
1日1本しかない
11時のボートに乗り込みます。
ボートの中は
地元民でぎゅうぎゅう。
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外国人観光客は
私たち日本人2人の他は
フランス人ぽい人たちが4人。
もっといたかったノンキャウを離れ、
ムアンクアを目指しての
7時間の船旅です。
川沿いに私たちが泊まっていた
バンガローが見えます。
「ゼッタイあそこ値段高いよね〜。」
とか話しながら
橋を渡ってたけど、
全然そんなことなかった。
(前回のブログ参照。)
水牛たちが水浴びしてます。
漁をする地元民。
川で遊ぶ子供。
自然以外、
なにもない!!!
みたいなところで
突然、人が降りていきました。
川辺から見る限り
何もなさそうだけど、
きっとどこかに
村があるんでしょうね。
緑と青が綺麗すぎる。
1時間半ほどで
Muang ngoi(ムアンゴイ)
に到着。
ここはホテルもあるような
観光地らしい。
タイで逢った
台湾人の人に
ものすごく
オススメされてたんだけど、
日程的に今回は断念・・・
ぎゅうぎゅうだった
乗客のほとんどが
この村で降りて行きます。
ここでポツンと降ろされた
ひとつの段ボール。
中に鶏がいました。
若い夫婦(?)の
引っ越し荷物のひとつのようです。
鶏も一緒に引っ越しするのね。
あれ・・・?
私の荷物も降ろされてる・・・
何かと思えば
ボートチェンジのようです。
ここから5時間以上の道のりなので
また別便を使うようです。
ムアンクアまで行っちゃったら
船頭さんもその日のうちには
戻って来れないですからね・・・
ノンキャウの船頭さんは
ここまでらしい。
船を乗り変えて、
出発までひたすら待ちます。
なんかエンジンルームで
ガタゴトやってる。
残ってるのは
3人の若い娘さんたちと
私たちジャパニーズ。
その、枕にしてるの、
私の荷物なんだけどね。
こういう自由さが好き。(笑)
ちなみに手前の緑の服の人は
ここまでの道中
ずっっっとヒマワリの種を食べていて、
一袋ぜんぶ食べ終わった
と思ったら、
太いキュウリを川の水で洗って
丸かじりし始めました。
ワイルド。
服は最近の子っぽくて
キレイめなんだけど。
突然、
初めて見る人が登場して
船を動かし始めました。
さっきまで
エンジンルームでがんばってた2人のうちの
どちらかが
新しい船頭さんだと思ってた・・・
予測不可能なことが
いくらでも起きます。
ムアンゴイから先は
更なる絶景。
船の上から。
風が気持ちいい♪
切り立った崖と緑。
目が痛いくらいの青空。
また子供たちが遊んでいる場所が。
ちょこちょこ村が見えたりしてたけど、
そこの子供たちかな。
ど昼間です。
学校とかなさそうだもんな、このへん。
少し流れが激しいところが
増えてきました。
橋。
久々に人工の物を見ました。
中国の会社がダム事業をしているらしい。
電力用だけど、
ラオス国内向けじゃなく
輸出用になるんだとか・・・
川沿いに村が点在しているので
船は地元民にとっては
重要な移動手段。
これらのダム事業では
村が沈んだり、
船が通れなくなったりしているそうな。
がしかし、
”ダム事業に反対すると消される”
という怖い噂もあるらしい・・・
こわっ・・・
工事現場の途中で
何か荷物を預かりました。
宅配サービスもあるみたい。
バイクって・・・
まじですか。
さらに川の流れが激しくなってきます。
人の姿は見えなくても
水牛はけっこういます。
また、
何もなさそうなところで
女の子たちが降りて行きました。
出発から6時間。
徐々に日が傾いてきます。
船の上で物思いにふけるお父さん。
出発から7時間。
やっと町が見えてきました!!!
久しぶりに陸に上がります!!!
ここが
“Muang khua(ムアンクア)”!!
ポンサリー県の南端の町です。
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”ポンサリー県”ということで、
ここまで来る観光客はいるようですが、
これより以北は
あまり行かないらしい。
そんな町です。
幹線道路が通っているので
ここならきっと
ポンサリー町へ行くバスがあるはず!!!
(ルアンパバーンの宿の
クレイジー系なお兄さんは
「ある。」
って言ってたし・・・
ちょっと信じるのに
勇気のいる人ではあったけど・・・笑)
乗って来た船。
だいぶ日が陰ってきています。
船着き場では
若者が豪快にバイクを洗車していました。
ルアンパバーンでもけっこういましたが、
ここまで北に来ると、
現地民でも
わりと中国系っぽい顔の人が増えます。
坂道を登っていきます。
ここでもネット情報がないので
現地で宿を探します。
最初に見かけた
キレイめなゲストハウスで値段を聞いてみます。
早口で何か言うんですが、
聞き取れなかったので
もう一度、聞きます。
すると、受付のお姉さんは
なんだかキレた雰囲気。
「そこに書いてあるでしょ?」
と、大きなため息と共に
壁に貼られた掲示を
顎で示します。
そんなタイミングで
幼い子供が道路に出て行くもんで、
お姉さんは怒りながら連れ戻します。
そこからさらに
お姉さんの機嫌は悪くなります。
書いてある値段表も分かりづらいので、
確認のために
「ひとりあたり〇〇ってことですか?
それとも一部屋あたり?」
と聞くと、
機嫌は最高潮に達します。
ちょっと高いし、
なんか
めちゃくちゃキレてるからやめておこう・・・
「Thank you.コーップチャイ(ありがとう)。」
と言って
その場を後にしました。
怖かった・・・
ラオスに来てから、
殺気を感じるような
夫婦喧嘩は1回見たけど、
その人も最初は
普通ににこやかな人だったし・・・
他人に怒る人なんて
1人も逢ったことなかった・・・
ラオス人はいつも穏やかで
ハニカミ笑顔が
素敵な人たちばっかりだったのに・・・
あとで
現地に住んでる人に聞いたところ
「あ、その人たぶん中国系だね。
そんな感じだったでしょ?
中国系の人はめっちゃ怒る。
子供にも人にも。
しょっちゅう機嫌悪い。
ラオの人は怒らなすぎる。
子供にもぜーーんぜん怒らない。
それがいいのか分からないけど。笑」
と言っていました。
確かに!
キレッキレお姉さんは
中国系でした。
同じ場所に住んでいても、
そんなところにも民族性が出るんだ・・・
多民族ミクスチャーな国っておもしろい。
(ラオスには民族がたくさんいるけど、
ラオっぽい人と
そうじゃない人は見た目がだいぶ違うので
割と分かりやすい。)
「子育て中のお母さんは大変なんだよ、きっと。」
とダイトウ君と話しながら
次の宿を探します。
見つけた宿は3件。
それぞれ聞いてまわり、
200mくらい歩いたところで
町の端らしきところに着きました。
ムアンクアせっま!!!
最安値は
大体1人あたり¥450くらい。
まあ、そんなに悪くない。
「さてどうしようか・・・?」
と話していると、
屋台の前をブラブラしていた
おじちゃんが話しかけてきました。
「宿探してんの?いいとこあるよ。」
普段なら
この手の話には乗らないんですが、
イトウさんによると、
「ラオスは北まで行くと、知らない人について行っても大丈夫なくらい、安全だから。」
とのことだったので、
話だけでも聞いてみることに。
一人あたり¥350くらい。
場所も、
Maps.meで調べていた
安そうな宿の場所っぽい。
よし行ってみよう!!
ということで、
ダイトウ君と一緒に
おじちゃんのあとをついて行きます。
まじで?
大丈夫なのこれ??
みたいな橋を渡って行きます。
足元の木の板はガタガタだし、
吊るしてる鉄線は浮いたり、
ほどけたり、
切れてたり。
そして、超揺れる。(笑)
こういうのが滅多とない国の人からすると、
この橋すらも名所になりそう・・・
橋の上から見るとこんな感じ。
まさに自然に囲まれた町です。
橋を渡り終えて
またしばらくテクテク。
通りの家では
お父さんたちが子供をあやしていたりします。
ラオスのお父さんたちは
子育てにかなり積極的らしい。
”だっこ布と赤ちゃんとお父さん”
の組み合わせを
よく見かけます。
素敵なホテルビューの部屋に1泊。
紹介してくれたおじちゃんは
このホステルの管理人のよう。
橋を一本渡るだけで
価格も下がる上に、
のんびりした場所でよかった。
おじちゃん、コーップチャイ。
チェックインしたら
屋台に戻ります。
もちろん、こんな田舎でも
人がいれば、犬もいます。
この日は
朝にノンキャウの市場で買った野菜と
屋台で買った焼き鳥。
そして!!!
日本から持って来ていた
鹿児島とんこつの棒ラーメン
を作って食べることに!!!
ラーメーーーーーン!!!
開封の時を待っていたんだよ、私は!!!
東北の職場で
”ラーメン部・部長(自称)”
をやっていた私としては、
こんなに嬉しい瞬間はありません。
2食入りだし、
せっかくならジャパニーズと
日本のラーメンという
至高の食べ物のありがたさを
分かち合いたかったんです!!!
もちろん
ビールも♪
アテは
餞別にもらった
東北のノリ!!!
これがまた、
とーーーってもおいしかった!!!
異国の地で久しぶりに食べるから
もあるでしょうけど、
このノリ自体、
本当においしかった。
やはり日本のノリは最強ですね。
更に、運のいいことに、
川が見えるテラスのようなところで食べていたら
蛍が見れました(^^)
ちなみに宿の場所はここ。
キレイか?
と聞かれると
うまく答えられないですが、
まあ、
値段・場所などなどを考えると
良いかなと・・・
私は南京虫(ベットバグ)が怖いので
持参のシュラフを使いましたが・・・(笑)
ダイトウ君は
そのまま寝てても大丈夫だったようです。
↓↓南京虫(ベットバグ)や
エアコンの寒さ対策に。
これのブルーを持ってってますが、
タイ・ベトナム以外の宿
(いわゆる、不安なところ。笑)
では大活躍です。
空港泊にも使ってます。
コンパクトで軽くて丸洗いできる!!!
ロゴス 寝袋 シルキーインナーシュラフ(チャコール) 72600323
※その他の世界一周の荷物や
移動の最安値情報などは
Featureを参照ください!
そんなこんな、
楽しい船旅を終えて
次の日、
いよいよポンサリーの町へ!!!
↓↓やる気スイッチ。
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無害なサイトです!(笑)
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>robinさん。
お久しぶりです!!
まさかのコメント。(笑)
ありがとうございます!!
いつの間に、そんな
ネットに強くなったんですか??
ケガはしてないんですが、
今いるミャンマーのごはんが油っこすぎて大変です。
ロビンさんはミャンマーには来ない方がいいですよ・・・
お店のブログは、私には誘惑が強すぎて、耐える自信のあるときだけ見てます。(笑)
ロビンさんこそお身体に気をつけて!!!
(追伸)iPhoneを洗濯してしまって前の連絡先が使えなくなったので、メールとかはfacebookを介してもらえるとありがたいです!!
>jiji-shiさん。
ラオスも2週間なんですけど、
綺麗だわ安全だわで、
シャッターを切る頻度が上がりました。
移動が多いんですけど、
移動中の景色も楽しいんですよ〜!
東南アジアは私としては極彩色なイメージです。
jiji-shiさんのおっしゃるとおり、
そうですね、特に橙。
あとは緑が強いように感じます。
人も自然も暖かいからですかね。
それではまた。
コメントお待ちしております。
やっほー。無事に生きてるようで安心したよ笑
どこも楽しそうで何よりだね。可能な限り元気に帰国することを祈ってるよ。
ちょこちょこ見てるよ。怪我すんなよ!
あにとらさん
久しぶり。ブログはいつも見てますよ。だいぶ調子がいいみたいですね。
ラオスは随分長いね。まるで田舎というか、自然そのまま。
最近、また松本清張を寝る前に睡眠剤で読んでいますが、彼はいつも同じ時代で、同じ人間が出てくるんです。
そして小説の世界が同じ色をしているような気がするんです。例えばピカソの暗い青のようなような。
とすれば、東南アジアの色は橙色か黄色に見えるのですが、如何でしょうか。
また楽しみにしています。
世界一周の準備は大変ですね。今度旅行する時の参考にします。