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前回のブログのつづき。
15世紀に始まった
大航海時代の中心となった国
ポルトガル。
フランシスコ・ザビエルが
日本にキリスト教をもらたらした国としても
有名ですね。
そのポルトガルの首都
リスボンの観光の様子について
まとめてみました。
(ユーラシア大陸最西端のロカ岬については次回!)
目次
1.ロシオ広場(Praca de Rossio)
2.サン・ロケ教会(Igreja de Sao Roque)
3.コメルシオ広場(Praca de Comercio)
4.リスボン大聖堂(Se de Lisboa)
*5〜6の行き方*
5.ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jeronimos)
6.ベレンの塔(Torre de Belem)
7.発見のモニュメント(Padrao dos Descobrimentos)
↓↓目次の1〜4は前回までのブログをご覧ください。
皆さんこんにちは。
あにとらです。
イギリスでは
クリスマスイブは重要ではなく、
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テンションが高くなるだけの
普通の日。
クリスマス当日こそが本番。
24日にすることと言えば、
サンタさん用にミンスパイ
(一口大くらいの小さなドライフルーツを詰めたパイ)
とシェーリー酒、
トナカイのルドルフに
ニンジンを準備しておくこと
だそうです。
ちなみに、
街の店もクリスマス前後は
軒並み閉められています。
日本とは真逆ですね・・・!!
*5〜6の行き方*
さて。
今日は前回に引き続き、
リスボン観光の様子をお伝えします。
↓↓リスボンの観光地をまとめた地図はこちら。
リスボン大聖堂を出て
海沿いをテクテク。
コメルシオ広場を通り過ぎて、
“Cais do Sodre”駅を目指します。
↓↓ジェロニモス修道院、ベレンの塔、発見のモニュメントに行ける駅の場所はここ。
リスボンの歩道は小さめの石畳。
足にそんなに優しくない・・・
海沿いを歩いていると
石が積み上げられた何かが。
ちょい悪おじさんみたいな人が
石をひたすら重ねていました。
すごい人だかり。
写真撮られまくり。
これでチップをもらっているようでした。
海辺に座っておしゃべりしてる人、
カモメにパンをあげている人。
いろいろ。
駅に到着!
この通りを歩いていると
2つの建物が見えてくるのですが、
向かって右側の緑のマークが
電車の駅です。
(左側はフェリー。たぶん。)
券売機で
Belem駅行きのチケットを購入。
何度でも使えるカードが0.5ユーロ、
Belem駅までの片道が1.3ユーロ。
合わせて
行きは1.8ユーロ(約¥240)。
帰りはカードを買う必要がない
(行きと同じカードにチャージする)
ので、1.3ユーロ(約¥170)。
帰りも駅のホームにある機械で
チャージしないと改札を出られないし、
着いた先に追加精算機もないので、
帰りは必ずチャージしてから
電車に乗りましょう!!
(私はこれで失敗した・・・)
※券売機は英語表記に変更可能。Belem駅はZonas1(Zone1)内です。
券を買ったら改札へGO!
ピッ!とタッチするタイプです。
(写真、暗くてすみません・・・)
乗るのは”CASCAIS”行き。
大体15〜20分おきに
出ているようですが、
快速は停まらないのもあるので注意!!
↓↓時間などなどはこちらのポルトガル鉄道の公式サイトで調べられます。(英語あり)
https://www.cp.pt/passageiros/en/train-times
電車で約15分弱。
Belem駅に到着!!
陸橋を渡って、
海と逆方向へ。
先にジェロニモス修道院を目指します。
出た。
高い塔の上に立ってる人。
やっぱり頭に鳥が乗ってる・・・
このあたりの建物も
かわいいですね(^^)
ちなみに、
修道院の近くに
”パステイス・デ・ナタ”という
ポルトガルのお菓子(エッグタルト)が
有名なお店があります。
青いのれんで行列ができているので
すぐ分かるはず。
私は甘くて高いものは好物じゃないので
ここでは食べていませんが、
後日スーパーで買った
パステイス・デ・ナタですら
おいしかったです。(笑)
5.ジェロニモス修道院
(Mosteiro dos Jeronimos)
駅からしばらく歩くと
これしかないでしょ!!
という雰囲気の
ゴツい建物が見えてきます。
ここがジェロニモス修道院。
ベレンの塔と合わせて
世界遺産に登録されています。
併設のミュージアムや
回廊は有料ですが、
聖堂だけであれば入場無料。
大航海時代の富をつぎ込んだ
とされるだけあって、
建物自体が大きいわ、
細部まで手を尽くしてあるわ、
教会自体が芸術作品のようです。
ゴシック様式かと思ったら、
ポルトガル特有の
”マヌエル様式”
という造りらしいです。
建築も歴史も芸術も疎くって
違いが分からぬ・・・(泣)
十字架を運ぶキリスト像がリアル・・・
死者を弔うためのろうそくを灯すところが
大体の教会にはありますが、
この修道院は電化されていました。
コインを入れると
火(光)を灯せるらしい・・・
ゴミも、ススも出ないし、
確かにエコではある。
火事の心配もなくなる。
とはいえ・・・
恐るべし近代化の波よ・・・
聖堂内に座って
しばらくぼーーーっとしたり、
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(これが好き。笑)
考え事をしたり。
神・・・
キリスト・・・
いや、宗教そのものが
私にとっては不思議な存在。
こんなにすごい建物ができて、
毎日、世界中で
数えきれないほどの人々が
祈っている。
目の前にいる観光で
同じ場所に来ている人も、
クリスチャンは
十字架をきっていたりする。
世界の、これだけの人間を
突き動かすエネルギーを持った
”信仰”
という行為。
それが争い火種となったり、
逆に
善行の基になったり。
人間って、
興味深いことだらけです。
聖堂を出てしばらくテクテク。
かわいいトラムが行き交います。
建物の色も形もかわいいし、
タイルは
家ごとに模様が違ったりして
おもしろいんですが・・・
何もない壁は
見事にウォールアート(?)の
餌食になっていますね・・・
6.ベレンの塔
(Torre de Belem)
ジェロニモス修道院から
徒歩10分ほどのところに
海に浮かぶ要塞
”ベレンの塔”があります。
こちらも世界遺産。
16世紀に
ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周を記念して
建てられた要塞だそうです。
私にとっては
世界一周の大大大大大大大先輩・・・!!!
橋を渡って中に入ることもできます。
ちょっとお高めだったので
私は入っていませんが、
こちらもマヌエル様式らしいです。
○時間
10-4月は10:00-17:30
5-9月は10:00-18:30
○料金
6ユーロ(約¥800)
塔と一緒に
思い思いにセルフィーする人々。
東南アジアには
セルフィーカメラの方が
ノーマルカメラより画質が良い
スマホもあるらしい・・・
セルフィーにも
国民性が出る気がする・・・
塔の近くにあったこの木。
元々こういう木なのか、
強い生命力を発揮した結果なのか・・・?
ベレンの塔の近くには
“Aos Combatentes do Ultramar”
植民地時代を始めとする
過去の悲惨な戦争において
犠牲になった人々の名前が
壁中に刻まれています。
その近くには、戦争博物館も。
人殺しの武器と一緒に
笑顔で記念撮影する人たちって、
何を考えて
そうやっているんだろうか・・・?
Belem駅に戻る方向へと
海沿いをテクテク。
こちらのクラゲは白いですね。
黒海のクラゲは青かったな〜・・・
7.発見のモニュメント
(Padrao dos Descobrimentos)
海沿いを歩いていると
ベレンの塔から
徒歩10分以内くらいのところに
海に向かってせり出した
大きな像が見えてきます。
このへんから、
私のワクワクは最高潮!!(笑)
こちらが”発見のモニュメント”。
大航海時代を記念したモニュメントです。
”大航海時代”
なんて良い響き・・・!!!
(勇敢な人々を讃えると同時に、もちろん、戦争だの、植民地だの、嫌な歴史でもあるんだけど・・・)
この記念碑は
キャラベル船の船首を
モチーフにしたデザイン。
キャラベル船と聞いて
「お!?」
と思う人は
ワンピース好き決定!(笑)
そうです、
ゴーイングメリー号も
キャラベル船ですね!!!
(若干、語ってしまいそうなので興味のない方はスルーしてください。笑)
シロップ村で設計者のメリーが
説明していたのですが、
覚えていますか??
キャラベル船は大航海時代に
ポルトガル・スペインで多用されていた
帆船の設計様式。
さすが尾田先生。
ここもしっかりおさえてますね!!!
ちなみに
ゴーイングメリー号に出て来た
”クラバウターマン”
は、北海・バルト海地域で
実際に信じられて来た
”船の精霊”だそうです。
ウソップが見た精霊ですね。
ワンピース、
最新刊が出ても読めないんですよね、
今・・・
帰国したら
誰か貸してください。(切実)
発見のモニュメント前の広場の足元に、世界地図があります。
ポルトガルの人たちが
見つけ出した大陸と
発見した年が描かれています。
スリランカ(セイロン)のコロンボ、
マレーシアのマラッカ、
どちらも
ポルトガル支配時代を経験した街に
この世界一周の途中で
行くことができました。
行くまでは知らなかったのに、
実際にその地に行って、
先に進んで、
進んで、
どんどん世界の点と点が
つながっていっている感じがします。
↓↓その頃のブログはこちら。
そして、もちろん日本も。
日本にキリスト教をもたらした
フランシスコ・ザビエルが
現マレーシアのマラッカ(ムラカ)で
”ヤシロー(ヤジロウ)”という
日本人青年に出会ったことが
日本(しかも九州)に上陸する
大きな大きなきっかけになった
ということ。
この世界一周が
過去のポルトガルの旅人たちの
旅路を逆走しているようで、
なんだか励みになりました。
世界はつながっている。
この旅の途中で
見た・感じたことをつなげていって、
世界をぐるっとまわる。
そこで得た知識と経験こそ
私のワンピース(ひとつなぎの大秘宝)
なのかもしれないですね。
そのワンピースを今後に活かせるよう、
常に世界を感じて、
常に考えていたいものです。
(カッコよくまとめてみたつもりが、結局マンガの話。笑)
※リスボン観光に関しては”ロカ岬”を含め、もっとお得にまわれそうな方法があったので、そのまとめを後日書きたいと思います!!
次回は”現在の私”編。
イギリスでのクリスマス!!
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>jiji-shiさん。
ポルトガルはきらびやかなわけでも、廃れているわけでもなく、なんだか落ち着いた雰囲気がありました。
やんちゃざかりだろう若い世代すら、日本や他の国々と比べると落ち着いて見えました。
過去に栄華を極めたことをおごったり、反動で悪化したりもしていないのかもしれませんね。
そういう意味でも素敵な国でした。
靴はSALOMONというところのハイキングシューズです。
私も聞かれるまで知らなかったんですが・・・(笑)
jiji-shiさんも、良いお年をお迎えください。
ポルトガルはいかにも強き時代のヨーロッパという感じですね。
今は、きっと寂しい感じなのかな、それとも冬だから寒いかな。
写真のアングルが少し良くなったみたい。
そういえば、歩道を写す時に入ってしまうシューズがMERRELLかな?
それなら、私と同じです。
もう今年も終わりですね、イギリスで正月を迎えるのですか?
特別な年となりましたねえ。
良い年を迎えてください。