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みなさんこんにちは。

あにとらです。

 

 

 

 

 

今日は、

 

ジュピのことを聞いてから

 

ジュピに再会できたときまでの

お話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

7月5日。

 

 

 

私は

ミャンマーのマンダレーという街から

 

 

バガンという

遺跡で有名な村へ

 

 

5時間のミニバス移動をしていました。

 

 

 

 

 

地元・九州は

豪雨とのこと。

 

 

 

 

 

「実家は大丈夫?」

 

 

 

と、

以前働いていた東北の方から

 

 

気遣ってくれる

LINEが入りました。

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地元の災害情報サイトによると

 

”注意報”

 

だったので、

今のところ大丈夫そうかな・・・

 

 

 

と思いながらも、

 

 

母に連絡しました。

 

 

 

 

 

「雨は大丈夫?」

 

「ひどいようなら、ジュピを玄関に入れてあげてね。」

 

 

 

 

 

でも、

なかなか返事が返ってきません。

 

 

 

 

 

ちょっと不安・・・

 

 

 

 

 

しばらく経って

 

 

 

「実は6日くらい前から、

ジュピちゃんは体調を崩していて、

家の中で生活しているの。」

 

 

 

 

 

 

 

え・・・・・!!?

 

 

 

 

 

すかさず、

電話をかけました。

 

 

 

 

 

バスの中で電話をかけるなんて、

海外では当たり前ですが

 

 

日本人の私には

勇気のいることでした。

 

 

 

 

 

でも、

それどころじゃない。

 

 

 

 

 

心臓がバクバク鳴っています。

 

 

 

 

 

バスの途中休憩中も

バガンの宿についてからも

 

 

ずっと電話で話を聞いていたのですが、

 

 

マイペースな母の話では

なんとも要領を得ないので

 

 

不安は募るばかり。

 

 

 

 

 

”ヘルニア”になったとのことですが、

 

 

もしかしたら

”脊髄軟化症”

の可能性もあるかもしれない・・・

 

 

 

 

 

「ジュピに何かあったらすぐに知らせて!」

 

 

と何度も

口を酸っぱくして言っていたのに、

 

もう6日も経っているなんて・・・

 

 

 

 

 

朝から何も食べていなかったのですが、

夕ごはんものどを通らないし・・・

 

 

 

 

 

ベットに入っても眠れないし・・・

 

 

 

 

 

こんな田舎町から

日本の田舎町までなんて、

 

 

一体どのくらい時間がかかるんだろう・・・

 

 

 

 

 

どうせ眠れないならと

夜に

最短で帰れるルートを調べたりしていました。

 

 

 

 

 

早朝、

 

まだドミトリーの他の人たちが

寝ている中、

 

 

ベットから出て

母に電話をかけます。

 

 

 

 

 

ジュピはまだ頑張っている様子ですが

やっぱり状態はよく無さそう。

 

 

 

 

 

気になって

寝れないし食べれないなら、と

 

 

 

その場で

飛行機の予約と

 

 

空港のあるマンダレーまでの

バスのチケットを予約しました。

 

 

 

 

 

どれも運良く

席が空いていました・・・

 

 

 

 

 

そして

バス出発までの2時間、

 

 

宿で待っていると

ぐるぐる考えてしまって

落ち着かないので

 

 

E-Bike(電気バイク。自転車とバイクの間みたいなもの。)を借りて、

 

 

1時間だけバガン観光をしました。

 

 

 

 

 

といっても、

メイン通りを往復しただけですが・・・

 

 

バガンはこんなかんじで

道ばたにたくさんの遺跡が点在しています。

 

 

 

 

 

保全方法が不十分だからか、

何かの事情があって

 

 

UNESCOには登録されていませんが、

 

 

カンボジアのアンコールワットや

インドネシアのボルブドゥール遺跡と並び

 

 

アジア三大遺跡と言われています。

 

 

 

 

 

ヤンゴンで知り合った

ミャンマー人の方に教えてもらって

知ったこのバガン。

 

 

 

 

 

高台から見える

朝日や夕日の景色が

最高とのことでしたが、

 

 

そこは断念。

 

 

 

 

 

1時間で往復して宿に戻り、

バスのピックアップを待ちます。

 

 

 

 

 

11:30。

 

 

 

ピックアップのトゥクトゥクが来て

バスセンターまで連れて行ってもらい

 

 

ミニバスに乗り込みます。

 

 

 

 

 

12:00。

 

 

 

ミニバスが出発。

 

 

 

 

 

マンダレーまでは約4〜5時間。

 

 

 

 

 

マンダレー空港は

街の手前にあります。

 

 

 

 

 

飛行機の

チェックイン締め切りは

17:10。

 

 

 

 

 

予定としてはギリギリ・・・

 

 

 

 

 

わりと英語の通じやすいミャンマーですが、

 

今回の乗務員さんは英語が得意ではなくて、

 

「何時に空港に着きそう?」

 

と聞いても通じず・・・

 

 

 

 

 

空港最寄りのバス停から

空港までは

すこし離れているらしいし、

 

 

もしタイミングよく

タクシーがいなかったらどうしよう・・・

 

 

 

 

 

とか考えると

ソワソワは止まりません。

 

 

 

 

 

道中の町で

人の乗り降りがあったり、

 

 

休憩があるので

時間はなかなか見えず・・・

 

 

 

 

 

田舎道を揺られること3時間。

 

 

 

空港に続く高速道路に入りました。

 

 

 

 

 

16:15。

 

バス停(といっても、何もないところ。)

に着きました。

 

 

 

 

 

バイクタクシーと思われるおじちゃんが2人ほど

バイクの上で寝ています。

 

 

 

 

 

バスの乗務員さんが

バイタクのおじちゃんに

伝えてくれて、

 

バイクの後ろに乗って

空港まで向かいます。

 

 

 

 

 

15kgのバックパックを背負った私は、

 

ちょっとした道のでこぼこや

向かい風で

 

 

すぐに、

後ろにつんのめりそうになります。

 

 

 

 

 

落ちないように

必死に座席の出っ張りをつかみます。

 

 

 

 

 

「ジャパニーズ?」

 

と聞かれ、

 

なんでか楽しそうなおじちゃん。

 

 

 

 

 

バイク運転中に

スマホを出して記念撮影したり。(笑)

 

 

 

 

 

昨日の夕方からずっと、

 

ソワソワと

気が張っていた私の心を

 

ほぐしてくれます。

 

 

 

 

 

こういう

心に余裕がないときこそ、

 

 

 

全てに優しくすること。

 

 

 

 

 

そして、

 

人や動物の

優しさやマイペースさを

 

自分のリラックスにつなげられること。

 

 

 

 

 

それを意識できること。

 

 

 

 

 

これは、もしかしたら

私の強みなのかもしれない、

 

 

 

と、短い付き合いでしたが

 

このおじちゃんに

気付かせてもらいました。

 

 

 

 

 

マンダレー空港に着いて

急いでチェックインカウンターへ。

 

 

 

 

 

そのチェックインカウンター前にも

手荷物検査がありました。

 

 

 

(ヤンゴンの空港も、空港に入る時点で検査がありました。)

 

 

 

 

 

そこに立っていた

しかめっ面の女性スタッフに

 

 

パスポートと航空券の予約画面を見せると

 

 

 

「ジャパニーズ?」

 

 

 

と言って、

突然表情がほがらかになりました。

 

 

 

 

 

なんだろう・・・

 

 

 

 

 

今まで気付かなかったけど、

 

 

 

ミャンマーの人って

意外と日本人好きなのかな・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラッガラのマンダレー空港。

 

 

 

 

 

さくさくと

チェックインや出国審査、

保安検査を通過して

 

ゲートへ向かいます。

 

 

 

本当に人少ない!!

 

 

免税店は4時半ごろに閉まりました。

早い・・・

 

 

ここマンダレー空港から

タイのドンムアン空港へ。

 

 

 

 

 

ドンムアン空港では

乗り継ぎ時間が4時間あるのですが、

 

 

 

違う会社のLCCを乗り継ぐため

 

全ての空港で

入国審査を受け、

 

荷物を受け取り、

 

再度チェックインして

 

出国審査を通り・・・

 

 

 

という段階を踏まないといけません。

 

 

 

 

 

ドンムアン空港に到着後、

 

 

 

空港スタッフの人に

チェックインカウンターを聞いた通りに

 

 

 

”4番カウンター”

長蛇の列を並び

 

 

 

チェックイン・・・

 

 

 

 

 

できるかと思ったら!

 

 

 

カウンターで

 

「ここじゃないよ。」

 

と言われ、

 

 

 

 

 

また聞いた通りに

 

 

 

”6番カウンター”に並ぶも

 

 

 

 

 

ここもまた違って・・・

 

 

 

 

 

2回も違う長蛇の列に並んだ末、

 

 

 

やっとこさ

 

チェックイン・出国審査・保安検査を通過・・・

 

 

 

 

 

いや〜〜〜

 

 

 

 

 

参りました。

 

 

 

 

 

”困ったら人に聞く”

 

 

 

というクセが付いていたので

 

自分で調べなかった

自分自身のミスでもあるんです・・・

 

 

 

 

 

そして

 

深夜0:45のフライトで成田へ。

 

 

 

 

 

この頃には、

 

着実にジュピに近づいている実感があったので

気持ちが落ち着いてきました。

 

 

成田空港に到着。

 

 

 

 

 

久しぶりに日本語に囲まれて

逆に不思議な感じ・・・

 

 

 

 

 

そして、

肌がずいぶんと焼けた上に

 

 

日本人らしからぬ

身なりのセンスと

雰囲気だったからか、

 

 

タイ人女性に

タイ語で話しかけられるという。(笑)

 

 

とても喉が渇いていたんですが、

 

 

乗り継ぎ時間がギリギリだったので

急いで再度チェックインしていて・・・

 

 

 

 

 

 

成田空港の第3ターミナルは

けっこうシンプルで

水飲み場もなく・・・

 

 

 

 

 

日本円を一銭も持っておらず、

 

ATMも

外貨両替所もなく・・・

 

 

 

 

 

LCCだから

機内で飲み物の無料サービスはないし・・・

 

 

 

 

 

のどかわいた・・・

 

 

 

 

 

でも

 

こういう不便な状況も

全然問題なくなったんだな、

 

と実感。

 

 

マッサージチェアはありました。(笑)

 

 

 

つかってないけど。

 

 

3回目のフライト。

乗り込みます。

 

 

東京にも田んぼはあるんだな〜・・・

 

 

 

なんて田舎っぺ丸出しのことを思いつつ。

 

 

 

雲の下の空気が

茶色く見えてびっくり・・・

 

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2時間ほどすると

見慣れた島々が見えてきます。

 

 

 

地元・福岡が近づいて来ました。

 

 

福岡空港は街中にあります。

 

 

 

 

 

しかも離着陸の多い

過密空港・・・

 

 

 

 

 

私がパイロットなら

絶対に福岡空港の便は使いたくない・・・

 

 

 

と思うくらい

 

 

住宅地の中へ突っ込んでいきます。

 

 

 

 

 

それでも

意外とすんなり着陸するもんです。

 

 

 

 

 

さすがです・・・

 

 

東北で働いている間に

いつの間にか

改装していた福岡空港。

 

 

 

 

 

13時間くらい

何も食べていなかったんですが、

 

 

とりあえず早く帰りたかったので

とんこつラーメンと緑茶だけ買って・・・

 

 

このシリーズが結構おいしいんです。

 

 

 

 

 

とんこつお好きな方は、

ぜひ試してみてください^^

 

 

 

(写真撮った時には、このシリーズの”長浜ラーメン”は食べちゃってました。笑)

 

 

地下鉄でバスセンターを目指します。

 

 

福岡は結構人が多い・・・

 

 

 

少ない時間帯でも

私的には多い・・・

 

 

 

 

 

みすぼらしい格好の

バックパッカーは浮きます。(笑)

 

 

天神の地下街は広いです。

 

 

 

 

 

地下街を通って

バスセンターへ。

 

 

 

 

 

他にも地下鉄からのルート(パルコを通り抜ける。)

があるですが

 

 

人も多いし

わけがわからなくなるので、

 

 

知っている道しか通らないんです。(笑)

 

 

地下街はきらびやかな店ばかり。

浮く・・・

 

 

PARCOの入口には

なぜかカッパがいます

 

 

 

おしり丸見え。

 

 

“ソラリアステージ”に入ったら

エスカレーターで3階へ。

 

 

2階と3階には

M2&M3というフロアがあります。

 

 

 

 

 

パルコとか隣接している

建物につなげるための

苦肉の策かな。(笑)

 

 

 

 

 

なので、地下から行くと

やたらと遠く感じます。

 

 

3階に到着したら

バスセンターへの通路へ。

 

 

あと45m。

 

 

あと40m。

 

 

 

早歩きしながら撮ってるので

ぶれぶれ。

 

 

 

 

 

ペー&パー子夫婦の技術を見習いたい。←

 

 

あと25m。

 

 

 

ご丁寧に標識がたくさんあります。

 

 

あと10m。

 

 

 

この標識いるかな?

 

 

天神の街。

 

 

ギリギリで

実家行きの高速バスに乗り込みました。

 

 

車の少ない時間帯でも

なんだか忙しそうな街・天神。

 

 

都市高速から見える景色。

 

 

 

 

 

こんな

街中に飛行機が消えていく図が

 

いつも、見ていてハラハラします。

 

 

都市高速は海の近くを通って

九州高速道へ。

 

 

 

 

 

福岡市の都市高速は

 

右に左に

 

上に下に。

 

 

 

 

 

交錯しまくるので

運転が怖いんです・・・

 

 

 

 

 

なので、

市内に行く時はできるだけ

高速バスを使ってます。

 

 

 

 

 

バスセンターからここまでは

わりと単純なんですけどね・・・

 

 

コンテナだらけ。

貨物列車が止まるところです。

 

 

また街中に

飛行機が消えていく・・・

 

 

九州高速道路に入ります。

 

 

福岡はちょっと離れれば

のどかな風景。

 

 

 

 

 

こういうところが好き。

 

 

豪雨で高速道路が通行止めになっていたため

 

 

 

迂回を重ねて

ようやく地元に到着・・・

 

 

バスを降りたら実家までテクテク・・・

 

 

 

 

 

テクテク・・・

 

 

 

 

 

ジュピジュピ・・・

 

 

 

 

 

たった3ヶ月しか離れてなかったですが、

 

なんだか懐かしい田舎のにおい。

 

 

思いのほか

川が増水していてビックリ・・・

 

 

川に不思議な霧がかかってる・・・

 

 

玄関で迎えてくれたジュピ。

おどろいた顔。

 

 

 

 

 

この日の朝までは

顔を上げることすら

できなかったらしい・・・

 

 

母の手から水をのむジュピ。

 

 

 

 

 

器からのめなくなってしまい、

 

手から少しずつこめまにあげています。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、

 

ミャンマーのバガンを出発して

28時間で実家に到着。

 

 

 

 

 

最初の飛行機に間に合わなかったら、

 

40時間くらいかかるところでした・・・

 

 

 

 

 

とにかく

「ジュピジュピ」唱えながら、

 

 

脇目もふらず移動して、

 

 

実家に着いてすぐのときも

ジュピの前にずっといたので、

 

 

移動経過を伝えておらず、

姉や母に心配をかけてしまったりしましたが・・・

 

 

 

 

 

無事着いて良かった・・・

 

 

 

ジュピに会えてよかった・・・

 

 

 

 

 

ジュピの顔を見れたおかげか、

 

 

3日ぶりにちゃんと、

しっかりしたごはんと睡眠をとれました。

 


 

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