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マドリードを観光するにあたっておさえておきたいのが、観光施設の”無料になる時間帯”!!!そう、マドリードでは通常10ユーロくらいするような施設も、時間帯によっては無料で入れたりするんです!!なんと、世界3大美術館に名を連ねるプラド美術館すらも無料!!
今日は、ゴヤやグレコの作品が充実しているプラド美術館と、ピカソのゲルニカを見ることができるソフィア王妃芸術センターに、無料で入ったときのお話。1日じゃ足りないので、スケジュールのオススメも載せておきます!!
目次 1.プラド美術館 2.ソフィア王妃芸術センター 3.オススメスケジュール 4.マドリード観光まとめ
※撮影禁止となっている美術館内部の写真はありません。ご了承ください。
旅人には本をよく読む人が多い印象。ホリデーを楽しむ欧米人の中には、外国に旅行に来ていても観光はそこそこに、宿でひたすら本を読んでいる人もいたり。そんな旅人たちと話していると、”Haruki Murakami”の知名度の高さに驚きます。日本から来た、と言うと「じゃあ、村上春樹知ってるよね!」と言われることが結構ある!!国籍関係なく、本を読む人は全員知っているんじゃないか、というくらい、皆よく知っているんです。
がしかし、私は活字がニガテな人・・・(泣)興味が無いものに関しては3行以上の文章はあまり読みたくない・・・でも、こんなに世界中で皆知っているなら読んでみようかな・・・”日本人なら、当然読んでるよね!”みたいな勢いで語られたりして、ちょっと困っちゃうし。(笑)
今は電子書籍があるから便利ですね。世界のどこにいても、読みたい本を読める。旅中って案外忙しくて本を読む時間がないんですが、最近そんなことを考え始めました。
1.プラド美術館
さて。私がまずやって来たのはブラド美術館。フランシスコ・デ・ゴヤ、エル・グレコ、ディエゴ・ベラスケスなど、スペイン王家のコレクションを展示しており、ヨーロッパ諸国の作品はもちろん、スペイン絵画は特に豊富。
無料時間帯 月−金 18:00-20:00 日曜・休日 17:00-19:00
*その他にも1日を通して無料や割引となる日があります。詳しくは公式サイトへ。
↓↓プラド美術館の場所
平日の夕方6時。まずは正面のチケット売り場で無料チケットをゲット。ちなみに通常料金は15ユーロ(約¥2000)。さすが世界3大美術館・・・たっかい・・・(その”3大”にも諸説ありますが。)
入口は大通りから見ると奥側にあります。入ってすぐにセキュリティチェック。大きい荷物はクロークに預けておくことができます。美術館内の写真はありませんが、とにかく広い広い!!サクサクと見てまわっても1時間ちょっとで1フロアが限界でした。(このあと、ソフィア美術館にも行くため、1時間のみで限定してしまっていました。)
2.ソフィア王妃芸術センター
プラド美術館を1時間ちょっと見て、次にやってきたのはソフィア王妃芸術センター。プラド美術館からは徒歩10分ほどのところに位置しています。
ソフィア王妃芸術センターの目玉はピカソのゲルニカ!!なんと私は、展示していることを知らずに行っちゃったのですが、見たとたんに「あれじゃん!!」と気付いてしまうくらい、有名な作品。確か、私の世代では中学校の教科書の表紙になっていたような・・・
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無料時間帯 月、水−土 19:00-21:00 日 13:30-19:00 4月18日、 5月18日、 10月12日、 12月6日は1日中無料
※詳しくは公式サイトへ。
↓↓ソフィア王妃芸術センターの場所
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正面入口から入っていくとすぐ左にチケット売り場があります。ここで無料チケットをゲットして、セキュリティチェックを通って入場。ちなみに、通常料金は8ユーロ(約¥1000)。
ソフィア美術館もとても広くて、1時間ちょっとだとほんのちょっとしか見れませんでした・・・両美術館とも、行かれる方はしっかりと時間を確保しておくか、無料時間帯だけを狙うのであれば2〜3日見越しておきましょう。
3.オススメスケジュール
私は無料時間帯があることをマドリード滞在の最終日まで知らずにいたので、すごくもったいないことをしてしまいました・・・以下、プラド・ソフィア両美術館のオススメ訪問スケジュールです。(火曜日除く平日)
○マドリードに1泊のみの場合 18:00〜19:30 プラド美術館 徒歩10分 19:45〜20:45 ソフィア王妃芸術センター
※閉館15分前になると、各展示室が閉まり始めます。
○マドリードに2泊以上 1日目 18:00〜19:45 プラド美術館 20:00〜20:45 ソフィア美術館 2日目 18:00〜19:00 プラド美術館 19:15〜20:45 ソフィア美術館
とはいえ、2泊あっても全て制覇するのは難しいかもしれません・・・インフォメーションの所でパンフレットをもらって、見たい所を絞って行くのも手ですね。(プラド美術館は日本語のパンフもあります。)
また、私が訪れたときはオフシーズンだったのもあってか、そこまで人は多くなかったのですが、夏期やオフシーズンでも18時ちょうどなどの時間帯は、チケット売り場が混み合うことも多いようです。できれば、無料入場時間の30分前までに到着しておいた方が良さそうです。
4.マドリード観光まとめ
主に美術館のマドリード観光の様子をご紹介しましたが、総じて言うと”また来てみたい”と思える場所でした。首都なのにごちゃごちゃしてなくて落ち着いた雰囲気があるし、美術館は見足り無いし、人はあったかいし、食べ物はおいしい。
また、美術館を訪れてみて、とても良かったと思えたのはミーハーかもしれないですが、”ゲルニカ”を見れたこと。このときまで”ゲルニカ”という作品について、名前と作者くらいしか知らなかったのですが、ここで知ることができたのは本当に良かった。大きな部屋の壁いっぱいの絵を見ていると、悲しい気分になるのを感じました。それもそのはず。”ゲルニカ”ってスペイン内戦で甚大な被害を受けた町についての絵だったんですね・・・
写真や立体芸術を見るのが好きで美術館なんかは国内外ともよく行くんですが、実際のところ、美術・芸術には疎い私。失礼なことを言っちゃうと、ピカソの絵で有名なキュビズムという手法って、”何描いてるのか分からない”と思ってました。(笑)
が、ゲルニカは内容はとても伝わりやすくって、よくよく見れば見るほど、そして実物の大きさや雰囲気を感じるほど、”すごい”というより”悲しい”気分になってしまいました。つまり、心を動かされたということ。ピカソという名前、ゲルニカという有名な作品、誰もが知っている存在になるには理由があるんですね。これは是非、実際に行って感じてほしいところです。
ただ、無料時間は日が暮れてから。大通りに面していて警察も多く、美術館周辺の治安面は問題なさそうですが、それでも”スーパー安全”な日本とは違います。くれぐれも気をつけて観光を楽しんでください!
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