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今日もなんとか無事に
ジュピと一緒に
朝を迎えることが出来ました。
こんにちは、あにとらです。
母が起きて来てから
仮眠をとり、
前日の体調が悪すぎたので
元々
午後に予定していた病院を
朝イチに変えてもらって、
病院が開くと同時に
診察に行きました。
体重はキープで
脱水や過水和(点滴し過ぎ)もなし。
体温も大丈夫。
と、
体温計を直腸に入れた直後。
真っっっ黒い
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やわらか〜なうんちが出て来ました。
(食事中の方、すみません・・・大事なことなので、ノーオブラートでお伝えします。)
久しぶりのうんちです。
この真っ黒いうんち。
胃腸のどこかで
出血をしているという証拠・・・
しかも
出た量からすると
結構な出血量・・・
尿毒症は
腸粘膜などの軟らかい組織を
真っ先に侵していきます。
”タール便”と呼ばれる
この尿毒症で見られるうんち。
最初に病院に連れて行った日、
連れて行く決め手のひとつが
下痢をしたことでした。
その時は
薄めの色の下痢だったのですが、
その後も
どんどん尿毒症が悪化していき、
胃腸粘膜が荒れて(重度の胃腸炎状態)、
ついに出血してしまったのです。
胃、十二指腸、小腸の上の方で
出血が起こると
自分の血を消化して
黒いうんちになります。
おとといの昼頃から
ジュピの可視粘膜(口唇の裏や目の結膜)の色が
少し白くなっていき、
元々貧血気味だったのですが、
その更なる進行を懸念していました。
それもあって
連休明けに病院が開くと同時に
連れて行ったのですが・・・
検査結果は散々・・・
貧血も腎臓の数値も
とてつもなく悪くなっています。
ジュピの状態から
覚悟はしていたものの、
ショックは大きいです。
”延命処置はしたくない”
というのが
家族の意向ではありますが、
本人の負担を減らす為に
出来る限りのことはしたい。
腸粘膜を保護する薬と
止血剤
(腎臓病の場合は投薬注意薬剤なので、同じ状況の方は獣医師とよく相談してください!)
を処方してもらい、
帰宅してすぐに、
前日の家族会議で決めていた
頼みました。
”福岡のペット用酸素室のレンタル”
で調べて、
頼んだのがココ↓
在宅用酸素ハウスのテルコム
病院勤務時代も、飼い主さんに
紹介していて
評判の良かった会社のグループです。
北海道、東北、関東、四国から九州まで。
全国を網羅しています。
配送のタイミングが良かったようで、
依頼の電話から
なんと3時間以内に
搬入・設置してくれました。
(ここまで早くなくとも、離島や交通の便が悪い場所などでなければ、大体は翌日までに搬入してくれるそうです。)
説明も丁寧で親切でしたし、
部屋の好きな位置に設置できるような
延長チューブや、
(酸素濃縮器はそれなりに音がするので、ジュピから遠いところに設置したかった。)
緊急時に鼻先で直接
酸素吸引できるマスク、
酸素濃度計や温度計など。
周辺のセットも
しっかりしていました。
大きい酸素室を頼んでいたのですが、
ジュピ(というより床ずれ防止マット)が
入りきらなかったので、
小型犬用に切り替えて頭だけ入れるカタチ。
ラップなどで隙間を閉じれば
酸素濃度もしっかり上がります。
(ただし、室温に注意!上に凍らせたペットボトルを置いて調整しています。)
病院勤務時代も、
重い心臓病や
末期の患者さんの自宅療養時に勧めていた
レンタル酸素室。
(病院でもこのタイプの酸素圧縮機を使っていたので、安心感がある。)
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実際にこの中でジュピを寝せてみると、
呼吸数が減って
呼吸の仕方も安定しました。
貧血で眠くなりやすいのですが、
呼吸速拍で起きることもなし。
病院では
重体な患者さんには必ず
ICU入院や鼻先での酸素吸引を
していたので、
”酸素吸引の有る無しでの違いを比べる”
なんてことは
当然ありませんでした。
吸引機設置からしばらくして、
ジュピが3回目の
尿毒症の発作を起こしたとき、
その威力を実感。
舌の色や
可視粘膜の色の回復の早さが
今までの発作のときとは
全く違うんです!
頭では理屈を理解していても、
実際にここまで違うとは驚きです。
発作が止まってから
しばらくは、マスク吸引のまま。
眠るジュピ。
レンタル料自体は
月単位だと¥15000〜と
めちゃくちゃに
高いわけではないので、
てんかんなどの発作持ちのコでも
オススメできるなと感じました。
検査結果から、
増血剤は今のところ適応でなくなりましたし、
地元ですぐに輸血できたり
透析できる病院はなく、
現時点で
家族の意向とも沿わないので、
このまま
腸の出血が止まらなければ致死的です・・・
(現時点でもけっこうヤバい。)
また、
出血が止まったとしても、
今のジュピの腎臓は、
おしっこは出せるけど
まだ十分に
老廃物を出せていない状況。
腎臓機能がちゃんと回復しなければ
同じ結果になってしまいます・・・
慢性腎臓病持ちなので、
機能回復はなかなかに厳しい・・・
検査結果について、
家族に説明するのが
辛く重いのですが、
あきらめずに
家族みんなで看護を続けます。
検査や投薬、酸素室の導入など、
私の提案に
しっかりと応じてくれる家族にも感謝です。
呼吸が楽になって、
今も落ち着いて寝ているジュピ。
もっと早くに導入してあげればよかったな・・・
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