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こんにちは、あにとらです。

 

 

 

今日は本職(?)の、犬とたわむれた時の話。

 

 

 

先日のブログでも書いたように

プノンペンでワクチンを打ったのですが、

 

そのときに

病院までの道を間違え

かなり遠回りするハメになりました。

 

 

 

そこでたまたま

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日本人経営のペットショップを見つけ、

 

 

たまたま外にいたトリマーさんに

声をかけていただき、

 

 

さらにはたまたま

私が元・獣医ということで話がはずみ、

 

 

翌日に写真撮影などの

許可をもらって再訪問させていただくことになりました。

 

 

 

そのお店がこちら。

 

 

カンボジアの首都プノンペンにある

ペットパートナー・シロさんです。

 

 

 

店内は日本製のものを中心に

ペットフードやリードなどを置いていて、

日本のペットショップと同じような雰囲気です。

 

 

キレイな店内。

 

 

 

トリミング・グルーミングのお客さんが

シャンプーを頑張っていました。

 

 

 

 

東南アジアは人用のシャワーですら

温水のでないところが多いのですが、

 

ここは

温シャワーとエアコン。

 

 

カンボジアは

水道代は安いらしいですが、

 

電気代は日本と変わらないらしいので

 

8~10畳の1部屋で1ヶ月使うと

カンボジアの平均月給の半分くらいになるらしいです・・・

 

 

 

ちなみに、

オーナーさんの家(店の上)は

温水が出ないらしく

毎日冷水シャワーとのこと。

 

 

 

いつでも暖かい東南アジアだからこそできることだけど、

やっぱり大変そう・・・

 

 

トリミンググッズは

日本から持ってきたそうです。

 

 

カンボジアでは

”ドックフード”や”キャットフード”を

あげる習慣はまだなく、

 

昔の日本と同じで

人のごはんの余りをあげたりするのが一般的とのこと。

 

 

 

そんななか、ロイヤルカナンのような

高級食材を置いていて

買う人はいるのだろうか・・・

 

 

 

と思っていた矢先に

購入している人を見ました。

 

 

 

都会はやっぱりいろんな人がいるんですね~。

 

 

ペットパートナー・シロ”さんの

オーナーのユウスケさんは

 

カンボジアの犬猫をとりまく環境を

良くしようと、

 

 

日本の獣医師さんやカンボジアの獣医師さんと連携して

色々と取り組んでいらっしゃるとのこと。

 

(なかなかスムーズには進まないようですが・・・)

 

 

 

”救える命が救えない”

 

 

 

これが、

カンボジアで起きている現実だそうです。

 

 

 

動物病院に行っても、そのクオリティは・・・

 

 

という感じらしく、

それは外国の人がされている動物病院も

同じ問題を抱えているらしいです。

 

 

 

言葉をしゃべれない動物は

客観的な検査が重要ですが、

その検査機器が無いとのこと・・・

 

 

東南アジアでたくさんの動物に出逢い、

人と逢って、話をして、

 

犬も、猫も、人間も、

”等身大”である姿を見てきました。

 

 

 

それはある意味、幸せの秘訣で、

あらゆる苦難を受け入れることができる

生き方に思えます。

 

 

 

たとえ病気になったとしても

”等身大”で受け入れることができたら

少しは気が楽になるのかもしれない。

 

 

 

でも、そこに

”救いたい”という気持ちがあるときは

それができる環境があったほうが良い。

 

 

 

私が東南アジアを

最初の長期滞在として選んだのは、

 

犬猫と人間の関係が近いのに 

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欧米のような特別な愛護精神はない、

 

というイメージがあったから。

 

 

 

今まで、

動物福祉先進国での犬猫たちは

たくさん見てきたけど、

その逆をまだ見ていない。

 

 

 

撲殺して犬をと殺し、

犬を食べていた文化。

(今も食べている人たちはいる。)

 

 

 

そのなかで、

どうやって犬猫は人間の近くにいるんだろう?

 

 

 

どんな立ち位置なんだろう?

 

 

 

それを見たかったんです。

 

 

 

先進国、日本、発展途上国。

 

 

 

それらを全て見て回ることで

自分にとっての

動物と人間との関わりに対しての

価値観が豊かになれば、

 

 

考えを押し付けること無く

着実に進んでいけると思っていたから。

 

 

 

でも、”見たい”だけで

海外での動物福祉に対するアクションをする気は

当初はなかったです。

 

 

”他国の文化は他国の文化である。”

 

 

 

犬を食べようと、クジラを食べようと、

 

文化はその現地民たちが作っていって、

現地民が変えていくものだ、

 

と考えていました。

 

 

 

私はベジタリアンではないし、

むしろ、

鶏肉と魚が大好き。

 

 

 

牛も豚も馬も食べます。

 

 

 

そういう文化の元で生まれ育ったから。

 

 

 

でも、それぞれ、

お肉になるまでの過程、

生まれて、育てて、と殺されて。

 

 

 

それを見てきた上で、

食べることを選んでいます。

もちろん、植物に関しても。

 

 

 

ただ、

 

私は動物福祉に関して

中途半端な位置にいて

 

矛盾だらけの日本の現状を、

日本国民に知ってもらいたい。

 

 

 

そして、少しずつ

文化が動いていけば、

 

きっと、日本にいる動物たちの

生活の質も良くなっていくはず。

  

 

 

命は、動物も、人も、植物も、

全て奇跡的で大事。

 

 

 

あくまで、”自国民として日本で。”

という意識だったんです。

 

 

 

しかし、 

シロのオーナーさんに出逢って

色々と話をするうちに、

 

自分にもできることが

もっとあるかもしれないと

考えるようになりました。

 

 

 

そのくらい、

獣医師で国外に出てくる人は少ない。

 

 

 

そもそも獣医師自体、

職種としてレアな方だし、

 

その上、海外に出ちゃう人ってかなり少ない。

 

 

 

私の周りにも、

過去に留学などしていた人はいても

獣医師になってから海外に出た人は知らないです。

 

 

 

大学を卒業した時にもらった寄せ書きで

 

”獣医師にしかできないことをやろう”

 

という言葉を

ある同級生からもらいました。

 

 

 

それこそ、

人様の税金を頂いてまで

勉強させてもらった

私たちがすべきことだろうと思います。

 

 

 

目の前に全力に、

でも、先を見据えて少しずつ。

 

 

 

これから、これから。

 

 


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