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ポルトガルのリスボンから日帰りで行ける所にある、ユーラシア大陸最西端の”ロカ岬(Cabo da Roca)”と、世界遺産都市”シントラ(Sintra)”。これらに加え私は”カスカイス(Cascais)”にも訪れました。今回はこれらの都市へのお得な行き方をご紹介します。
また、前々回までのブログにも書いたように、ベレンの塔やジェロニモス修道院といったリスボン中心地周辺の観光地にも行ったのですが、全てを1日で巡れば更にお得になることが分かったので、リスボン観光モデルコースもご紹介したいと思います!!
目次
1.観光マップと電車割引券
2.カスカイス
3.ロカ岬
4.シントラ
5.リスボン観光モデルコース
1.観光マップと電車割引券
まず、ローカル手段でロカ岬に行く(ダジャレじゃないよ)には
1.電車でシントラまたはカスカイスまで行く。 2.バスに乗り換えてロカ岬まで行く。 3.バスでシントラまたはカスカイスに戻る。 4.電車でリスボン中心地に戻る。
というルートになります。
今回、私が辿ったルートは
リスボン中心地Cais do Sodre駅 [電車] カスカイス観光 [バス(403番)] ロカ岬 [バス(403番)] シントラ観光 [電車] リスボン中心地Rossio駅
往路・復路で違う街を通った方が道中の景色も違っておもしろいかな、という理由です。(笑)
カスカイス方面に行けるCais do Sodre駅はこちら。緑のマークが目印。
↓↓場所はここ。
通常のチケットはこちらの自動券売機で買えますが、窓口で“Bihete Train & Bus”という15ユーロのチケットを購入しましょう。
このチケットがあれば
リスボン←→シントラ・カスカイス
シントラ・カスカイス←→ロカ岬
シントラ観光バス
の電車&バスを、1日自由に乗ることができます。
それぞれを個別で買うより確実に安いので、是非こちらをお勧めします!!
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※もともと緑の電車のカードを持っている場合は、それにチャージする形。カードを持っていない場合は代カード代0.5ユーロが必要です。
※購入時のレシートは、バス乗車時に提示が必要なので捨てずに持っておきましょう!!
電車の改札はタッチでピッ!とするタイプです。田舎生まれ田舎育ちの私は、電子なんたらを使うときはいつもドキドキします。
“CASCAIS”行きに乗車!!リスボン中心地を離れると電車の中は閑散・・・一気に寂しくなります。
コーストラインで海を見ながら電車をガタゴト。1時間弱ほどで到着です。
↓↓ロカ岬・シントラ・カスカイスの場所はここ。
2.カスカイス
カスカイス(カシュカイス)に到着です。駅前には身分証を提示するだけで借りられる無料のレンタルサイクルがあるそうですが、私は徒歩で回りました。(単に、そのことを知らなかっただけ。笑)
カシュカイスからロカ岬へのバス(403番)は日中は2時間に2本あるようなので、1時間弱ほど海に向かって歩いてみることにしました。
※2017年11月時点。
※曜日、夏期と冬期で時刻表が違います。
カスカイスはサーフィンで有名なビーチリゾート。でもさすがに寒いオフシーズンはお客さんゼロでした。
街中は道路もお店もかわいい感じ。 右の壁に書かれている犬の絵が可愛い。
海沿いに置かれていた大量の漁網。ポルトガルは魚料理がおいしく、味付けも日本人の口に合うと聞いていたのですが、私は結局、新鮮なお魚は食べずじまい・・・レストランのメニュー表を見て諦め、次のお店を見て諦め・・・と、同じことを繰り返していました・・・次はもっとお金に余裕があるときに来よう・・・
海沿いを歩いていると要塞がありました。近くで見ると結構大きくて見応えがあります。この辺りを散歩していると、リゾートらしいボートが並んでいたりと、日本ではあまり見ることのない景色が見れます。
どこを歩いてもインスタ映えしそうな風景ですが、私の写真力ではうまく伝えられないのがもどかしい・・・!一通り、海沿い歩きとかわいい建物を楽しんだら再び駅に向かいます。
カスカイス駅の裏にあるこのショッピングモールの半地下のところにバスセンターがあります。信号を渡ってすぐに下りる階段が見えるので、そこを下っていくとバスが並んでいます。
念のため、バス会社の窓口で「この電車のカード、使えますか??」と聞いた所、「カード自体はバスの機械では使えないけど、レシートと一緒に提示したら無料で乗れますよ。」とのこと。レシートと一緒にホッチキスで留めてくれました。これをバス乗車時にレシートごと見せればok。
田舎道をバスで30分弱。次の目的地、ロカ岬へ。
3.ロカ岬
ロカ岬に到着です!!
ユーラシア大陸最西端の記念塔が見えます!!その向こうには、大西洋が拡がっている・・・!!!ついに、ついに!日本を出発して東南アジア、南アジア、中東、東欧を経て、大西洋に着いたんだ!ユーラシア大陸を横断したんだ!!海を目前に感極まりそうになります。
がしかし!霧!!!!!海!見えない!!!!!(爆笑)
まあ、私はね、もうね、こういうのに当たりやすいってことは分かってるので、このくらいではガッカリしませんよ。観光名所に行ってもしょっちゅう工事中ですしね。雨女ならぬ工事女ですよ。じゃんけんも弱いですしね。レストランで「今日、それきらしてるんですよ〜」とかって言われる率も高めですしね。私、負けない・・・!!!(泣)
はい。そしてこれが、記念塔です。”ここに地終わり、海はじまる”と書かれているそうです。カッコよすぎか。
ちょっとしたら気持ち、霧が晴れて来たような・・・?気のせいかな・・・いずれにせよ、い〜〜感じに地平線は見えてません。
そんなユーラシア大陸の端っこの崖っぷちで、たくましく生きている多肉っぽい植物。色あいがいい感じ。
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崖の下は常にザバーーーン!!ドップーーーン!!!
霧がかっていても良い景色です。この景色を見ながらお昼ご飯のリンゴをもぐもぐ。
あんな断崖絶壁なところまで誰か行ってる・・・見ているだけでハラハラする・・・映えを目指して無理して亡くなる方もいると聞きますが、皆さんは写真を撮るときは安全には十分注意してくださいね。
崖っぷちで記念撮影するカップル。私が来る前から帰るまで1時間は確実に、ひたすら自分たちの写真を撮っていました。舗装されたちょうどいいカメラスポットからいい感じの絶景を撮ろうとすると、必ずこの崖っぷちカッポーが写り込むので、苦笑いして去っていく人を何人も見たのですが、そんなことはおかまい無し!!ウェディングフォトとか、のっぴきならない事情だったのかな・・・?
ちなみに海と逆方向を見ると、こんな感じの緑に覆われた丘です。
崖っぷちで柵のない場所だらけなので、足元には本当に気をつけてください!
1時間後くらいにようやく水平線が見えました。こんな大海原に命をかけて挑んで来た人々。尊敬せずにはいられません。
ロカ岬は観光バスも多く集まっていました。がしかし、私は帰りもローカルバス。ちなみに、岬に建っている観光案内所では”最西端到達証”なるものを発行してもらえるそうです。(5〜10ユーロの2種類)
帰りは同じ403番バスのカスカイス行き。現地民の車と譲り合いながら、狭い道を上手にクネクネと抜けていきます。その途中で突然バスが停まって、運転手さんが何やら窓の外に向かって話しています。
何かと思えば、塀の上から顔を出して外を眺めているわんこに挨拶していたらしい。わんこも慣れた様子。日課なのかな。
4.シントラ
バス終点のシントラ駅に到着です。駅舎がかわいすぎる。
シントラも少し散歩してみることに。岬から逆転、こちらは山あいの町ですね。
相変わらずポルトガルの建物はパステルカラーを基調としていてかわいいです。私は女子女子した女子ではありませんが、それでもかわいい風景は大好きなのでワクワクします。
霧がかっているけど、雰囲気の良さそうな街。なんと私は、これまたこの地に来るまでシントラは世界遺産都市であるということを知らなかったのです。(本当に、観光地に疎い・・・)
旧市街へ向かう途中にはたくさんの変(?)な像。きっと誰かの何か有名な作品とかもあるのでしょうが、芸術に疎すぎてよくわかりません・・・
バス停?休憩所?よくわからないけどこれが見えたら、旧市街に入っていきます。
シントラ宮殿。真っ白な建物が目印。(写真、暗くて申し訳ない・・・)
宮殿前の広場から。東南アジアとか南アジアによくあるトゥクトゥクぽい乗り物が見えますね。国が違えばなんとなく雰囲気も違って見えるものです。
15ユーロで買った電車・バス1日乗車券が使えるそうなので、シントラ宮殿近くのバス停から出ているシントラ循環バス(434番)に乗って、ムーア城壁とペーナ宮殿に行ってみることに。
超絶霧。
ペーナ宮殿に到着。門が閉まるのは17時らしいのですが、その30分前から入場不可だそうで入れませんでした・・・
宮殿に入れなかったので、道をテクテク戻っていきます。
歩いて3〜5分ほどの所にムーア城壁の入口が。ここも同じく入れませんでした・・・循環バスはどちらにも停まるので、ムーア城壁の前で再び同じ方向に向かうバスに乗り、シントラ駅へ。(434番バスはシントラ駅・中心地のどちらにも停まるようです。)
5.モデルコース
私は1日目にベルリン中心地やベレンの塔周辺。2日目にロカ岬方面。と観光しましたが、これだと2回、電車の券を買う必要がありました。そこでオススメなのが、ベレンの塔周辺とロカ岬を同じ日に行ってしまうというプラン!!これなら15ユーロの“Bihete Train & Bus”だけで全てを回れるのでお得!!
【リスボン観光モデルプラン】 —1日目— リスボン中心地 サン・ロケ教会 コメルシオ広場 サン・ジョルジェ城 リスボン大聖堂 →交通手段:徒歩、トラム —2日目— ベレンの塔周辺&ロカ岬方面 午前 ジェロニモス修道院 ベレンの塔 発見のモニュメント →交通手段:電車 午後 シントラ ロカ岬 カスカイス →交通手段:電車、バス
↓↓リスボン周辺観光地マップ。
リスボンは”ポルトガルの首都で、前にいたマドリードからのバスアクセスがあったから”程度で下調べもなく来てしまったのですが、かわいい街並み、多くの見どころ、落ち着いた雰囲気、(食べてないけど)おいしい(だろう)料理。魅力と重要な歴史に触れる機会にあふれた一度は来るべき!!と思える町でした。
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