==スポンサーリンク==

=================

 

3週間のタイ・バンコクの滞在を終え、カンボジアのシェムリアップへ移動することになりました。(このブログを書いている1週間ほど前の話。)

 

シェムリアップは、あの有名なアンコールワットのある街!!さすがの私でも知っている!!!

 

バスで直通でいけば、¥3000以内に収まるらしいとは聞いていたけれど、電車を乗り継いでうまく行けば¥1000程度とのこと。

 

というわけで、悪名高いタイ・カンボジア間の陸路国境越え電車乗り継ぎで挑戦することにしました。

 

 

 

(実際にこの方法で行きたい人はこちらを参照。)

 

 

 

”悪名高い”なんて、

なんか怖い感じしますよね〜

 

 

 

私も怖かったんです。

 

 

 

ただ、”悪名高い”というのは、危険な犯罪などの問題ではなく

カンボジアで横行している詐欺や賄賂の話。

 

 

 

公務員だろうと、警察だろうと、

とりあえず詐欺が当たり前な国らしいんです。

 

 

 

で、国境でのVISA発給所。

 

 

 

ここでも、もちろん詐欺が当たり前。

 

 

 

 

陸路国境越えの下調べをしていた時に

色々な方の体験談を目にしました。

 

 

 

【体験談その1】

 

バンコクでわりと安めの直通バスを予約したら、

バスごとぼったくりVISA発給所に連れて行かれ、

==スポンサーリンク==

=================

VISA代(正規で約¥3000)+¥3000ほど請求された。

バスごと知らない場所に連れて来られたから、払わないと置いて行かれてしまう・・・

 

 

 

【体験談その2】

 

電車乗り継ぎで国境越えしようとしたけど、電車の終点駅から国境までは距離がある。

駅前のトゥクトゥクに乗って国境まで行こうとしたら、国境前のVISA発給所の前で降ろされ、

「ここでVISA取らないと国境を越えられない。」

と言われた。

結局、VISA代意外にも結構な額を請求された。

 

 

 

【体験談その3】

 

電車乗り継ぎで国境越えした際に、

正規のVISA発給所に行ったはずなのに、

賄賂のようなものを約¥3000ほど請求された。

前にいた中国人が抗議していたけど、

「だったらタイに帰れ。」と言われ、窓口を閉められてしまっていたので、

自分は仕方なく、ポケットに入っていただけのお金を支払った。

 

 

 

【体験談その4】

 

国境を越えてからのカンボジアでの移動手段はバスかタクシーしかない。

タクシーに乗ろうと思って予約して

待合所で車を待っていたら、

係らしき人から

「前金で支払ってくれ。」と言われた。

怪しいから「運転手が来てから支払う。」と言い支払わなかった。

運転手が来て、

その男に「お前は誰だ?」と言っていた。

関係のない人が、お金をだまし取ろうとしていたようだった。

 

 

 

などなど・・・

 

 

 

調べれば調べるほど、

うまく国境越えできた人なんていないんじゃないかと思うほど、詐欺体験ばかり・・・

 

 

 

というわけ(?)で、

私もこの難関にチャレンジしてみることにしました。

 

 

 

出発は早朝4:30

 

 

 

前日は早く寝なければ、と思いベッドに入りました。

 

 

 

がしかし、

タイでお世話になった宿のオーナーが

ドミトリーの入ってきて

私の上のベッドに泊まっている

ドイツの美人さんと話し始めた。

 

 

 

この人は話しだすと長い。

特に美人さんだとよけい長い。

 

 

 

いつ終わるんだろう・・・

 

 

 

 

と思いながらベットで横になっていたら

 

まさかの、上のドイツ美人さんも

同じルートでカンボジアに行くらしい!!!

 

 

 

で、宿のオーナー(多分アイルランド系)

20年以上東南アジアに住んでいるらしく、

ことこまかに国境越えについて説明してくれていた。

 

 

 

なので「私も同じルートで行くから。」と言って

一緒に教えてもらうことにした。

 

 

 

一通り説明を終えて、オーナーが

 

 

「カンボジアに入国したらすぐ、いろんな人が話しかけてくるけど、全て断ること。」

 

 

「特に、あなた(ドイツ美女)みたいな人は

すごくしつこく話しかけられると思うから、

なにかあったらこの日本人

どうにかしてもらいなさい。

この人(私)はおもしろくて(たぶん洗濯方法のことを言ってる)

すごくいい人だから。」

 

 

「君(私)も、この子に何かあったらどうにかしてあげなさいね。」

 

 

 

とのこと。

 

 

 

私の心配は無しかーーーーーい!!!

 

 

 

と思いながら、とりあえず笑ってうなずきました。

 

 

で、明朝4:00に起きて準備をして宿をチェックアウト。

 

 

3週間も住まわせてもらい、

とても良い滞在になったホテルともお別れ。

 

 

 

ドイツ美女が予約サイトでタクシーを手配してくれていて、

(トゥクトゥクよりタクシーの方が安い。)

”バーガーキング”が目印だと言った。

 

 

 

が、しかし、バーガーキングはカオサン周辺に3カ所ある。

 

 

 

「どこのバーガーキング?」

 

 

と聞くと、

 

 

「相手の英語がわかりづらくて、よくわからない。」

 

 

とのこと。

 

 

 

 

まあいっか、と思って、

最寄りのバーガーキングの前で見つけたタクシーに駅までの値段を聞いてみた。

(予約の意味無し!ごめん、ドライバーさん。)

 

 

 

「2人で200B(約¥600)でいいよ。」

 

とのこと。

 

 

 

安そうに聞こえるけど、これ、けっこう高いです。

 

 

 

なにしろバンコク滞在3週間。

 

 

 

タクシーはひとりでは乗らないけど、

駅がどこにあるかくらい知っている。

 

 

 

むしろ、こんなに荷物がなければ歩いて行く距離。

(ひとりなら最悪歩いていく予定だった。)

 

 

 

「高いでしょ、じゃあ乗らない。」

 

と答えると、

 

 

「じゃあ、(正規のタクシー)メーターで測るよ。」

 

とのことなので

okして乗り込みます。

 

 

 

駅に到着。

 

 

 

結局メーターだと53B(約¥160)

 

 

 

割り勘したので約¥80です。

 

 

 

 

相場を把握しておくこと。

 

 

タクシーは「メーターを使う」と明言する人の車にしか乗らないこと。

 

 

とりあえず、どこも2倍くらいで提示されるので値切ること。

 

 

 

これ大事。

 

 

 

タクシーのお兄ちゃんも値段が違うからって

もちろん、悪びれた様子は全くなく

 

「Good luck!」

 

と言って見送ってくれました。

 

 

まだ外はまっくら。

 

 

 

結構時間があるので駅構内で待ち、

出発から20分ほど前に電車に乗りました。

 

 

 

で、出発してしばらくして

電車内の行商さんからガパオライスのお弁当を購入。

 

 

この人もいい人だった・・・

 

 

 

支払いの時に、小銭をイスの間に落としてしまい

床を見ても落ちてないのであきらめかけたのですが、

 

この行商のおばあちゃん、

イスごと外して(まさかの。)探してくれようとしていました。

 

 

 

結局イスが外れなくてあきらめたんですけど・・・

 

 

 

タイ人好き。

朝からほっこりしました。

 

 

 

で、電車に揺られて6時間。

 

 

ドイツ人美女は移動つづきな上、

昨日は暑すぎて眠れなかったとのことで

電車の中でずっと寝てました。

 

 

 

私もバックを抱え込んだまま寝たり起きたり。

 

 

 

車窓はバンコクの喧噪の町並みから

徐々に農園地帯へ。

 

 

6時間、固めのクッション。

 

 

 

私は腰痛持ちでたまにうずくのですが

出発前日も、寝違えたのか腰痛がぶり返していました。

 

 

 

で、この電車で変な体勢で寝ていたら

逆方向に矯正されたのか痛みが消えるという奇跡。

 

 

 

電車整体。

おすすめです。

 

 

全く民家の見えない駅があったり。

 

 

牛飼いさんがいたり。

 

 

カンボジア国境に近づいてくると

「これって大丈夫なやつなの?」

思うような植物の栽培(まさかの自生?)風景もあったり。

 

 

 

6時間経って

ようやくタイ側の国境の街

”アランヤプラテート”に到着しました。

 

 

 

意外にも定時出発、ほぼ定時着。

 

 

駅の前ではトゥクトゥクがたくさん待ち構えていて

すぐに声をかけられまくります。

 

 

 

が、宿で最初に会った日本人(ワット・ポーに一緒に行ってくれた親切な青年)からアドバイスをもらい、

事前に調べていたので、

トゥクトゥクはスルー!

 

 

 

アンパワー水上マーケットでもお世話になった

”ソウテン”という乗り合いトラックを目指します。

 

 

 

が、ここで第1トラブル発生。

 

 

 

一緒に行動していたドイツ人美女が

「お金を下ろしたい。」

とのこと。

 

 

 

一緒にATMを探して(駅前どおりを左に折れてしばらく行ったら、天下のセブンイレブンがあった。)

駅前に戻った時には、すでにソウテンは出発・・・

 

 

 

なんてこった・・・

 

 

 

どうしよう、次のソウテンはいつ来るんだろう・・・

 

 

 

と思っていると、早速ドイツ人美女が

近くにいるトゥクトゥクのおじちゃんに話しかけている!!!

 

 

 

しかも英語全然通じてないし!!!

 

 

 

不安!!!

 

 

 

と思いながらも、

 

早めに国境を通過しないと、

真っ暗になってからシェムリアップに到着

 

という更に不安な事態になるので仕方ない。

 

 

 

ということでトゥクトゥクに乗り込みました。

 

 

 

「トゥクトゥクによっては、

高いVISA発給所に連れて行かれるかもしれないらしいけど、

このおじちゃん大丈夫かな?」

 

 

 

「私も怖いわ。そうじゃないことを願ってる。」

 

 

 

と会話しながら揺られること10〜15分ほど。

 

 

 

途中でセキュリティチェックのような車止めを通過するも

それが何なのか分からず

 

 

 

「なにここ??」

 

 

 

といちいち反応。

 

 

 

終止ドキドキです。

 

 

 

「ここで降りて。」

(って言ったんだと思うたぶん。)

 

 

 

とおじちゃんに言われ降りたところは

ちゃんと国境の直前でした。

 

 

ひとり60B(約¥180)

 

 

 

ちょっと高いけど

言葉が通じないので仕方ない・・・

 

 

 

ソウテンなら多分この5分のⅠくらいの値段で行けるはず。

 

 

 

そこにもたくさんのVISA発給所らしきところがありましたが、

ここはきっと高いからスルー。

 

 

 

タイの出国審査を目指します。

 

 

 

この出国審査場への通路のわかりづらいこと!!!

 

 

狭いところをしばらく歩いて、建物へ。

(建物内は撮影禁止)

 

 

 

けっこう並んでいます。

 

 

 

本当にけっこう並んでいるんだけど、

最初は審査官1人しかいなくて

 

 

 

なぜ!!?

 

 

 

と突っ込まざるを得ない。

 

 

昼食時間とかなのかな・・・

 

 

 

しばらく待っているともう一人、審査官が追加されたのですが

 

 

この人の仕事の遅いこと!!!(笑)

 

 

 

”この仕事始めて間もないの”

 

と言う感じは全くなく、

 

手慣れているんですが、とりあえず遅い。

 

 

 

元いた審査官が2〜3人こなすうちに、この人は1人くらい。

 

 

 

慎重にやっているのか、単に遅いだけなのか謎です。

 

 

 

それはともかく、とりあえず私も無事出国審査通過。

 

 

 

 

 

ここでトラブル第2弾発生。

 

 

 

あのドイツ人美女が

オーバーステイのペナルティのため

別部屋へ連れて行かれてしまいました!!!

 

 

 

許可されている期間より、2日ほど長くタイに滞在していたらしいです。

 

 

 

なんでも、ピピ島とかのタイのリゾートに

かなり長いこといてしまったんだとか。

 

 

 

年齢聞いてないけど、たぶん私より若いはず。

 

 

 

親の反対を押し切って、オーストラリアでワーホリして、

そのお金で旅行して回っているそうな。

 

 

 

気付けば滞在可能な2ヶ月間まるっとタイにいてしまったらしく

あわててカンボジアへ行こうとしたんだそうな。

 

 

 

おもしろいな、この人。(笑)

 

 

 

で、待つこと30分くらい?

 

 

 

ようやく手続きを済ませて戻ってきました。

 

 

 

ペナルティ結構高いみたい・・・

だからATM探してたのね。

 

 

 

審査場を出てしばらく歩きます。

 

 

 

ついに初の徒歩での国境越え!!!

 

 

国境の地面。

私の地面とか空の写真(まるっきり趣味)のインスタはこちら

 

 

 

免税店っぽいお店が並んでいます。

==スポンサーリンク==

=================

 

 

で、

”ここからカンボジアだよ”

と言わんばかりの門発見!!!

 

 

ところで、

正規のVISA発給所はどこ???

 

 

 

タイ出国の流れで左側通行をしていたのですが

左側にはそれらしき建物はなく・・・

 

 

 

白い建物が右側に見えたので、とりあえず行ってみることに。

 

 

ビンゴです。

 

 

 

わかりづれーな、おい。

 

 

 

と心の中だけで思いつつ、発給の審査書を書きます。

 

 

(多分だけど、タイは左側運転、カンボジアは右側運転なので建物の配置も逆になっちゃうのかも・・・?)

 

 

 

もちろん全部英語。

 

 

 

慎重に書いていたら、ドイツ美女は早々に申請を済ませていたようです。

(それに気付かず申し訳なかったなと後から思いました・・・)

 

 

 

で、私も書き終えて列に並びます。

 

 

 

カメラNGみたいな張り紙は、ぱっと見なかったのですが、

こっわい顔して審査官たちが座っている発給窓口を写真に撮ったらさすがにいかんかな、

と思い、料金表のみ撮ることに。

 

 

 

で、iPhoneを構えると、

隣にいたスタッフに即効iPhoneを没収されました。

 

 

 

「なにを撮っているんだ。なんで撮ろうとしたんだ。」

 

と言うので、

 

「単に料金表を撮りたいだけ。でも、まだ何も撮ってない。」

 

と言って、写真を見せ、返してもらいました。

 

 

 

で、実際に窓口に立つと、

正規の料金表には”$30”となっているのですが、

 

 

“$30+100B”(約¥3000+¥300)

 

と手書きで書かれた紙を指差され、

 

 

「あと100B出せ。」

 

と言われます。

 

 

 

やっぱりそうくるか・・・

 

 

 

聞いてたより安いけど、これはおかしい。

 

 

 

手数料が必要なら、正式な料金表に買いておくものだろう。

多分コレは違法なやつだな。

 

 

 

と思い、

 

 

 

「いや、その表に$30って書いてあるでしょ。」

 

 

「100B払え。」

 

 

「いや、そこに$30って書いてある。」

 

 

「ダメだ、100B払え。」

 

 

「いや、そこに$30って書いてある。」

 

 

「ダメだ、100B払え。」

 

 

「いや、そこに$30って書いてある。」

 

 

「100B払え。」

 

 

「いや、そこに$30って書いてある。」

 

 

 

何回言ったか分からないくらいの押し問答。

 

 

これがバカの一つ覚えってやつですかな。

 

 

 

向こうは小声。

 

 

 

私は私なりにちょっと大きめの声。

 

 

 

周りにたくさんの外国人たちがいるので

違法なんだよ感アピール。

 

 

 

 

で、結局向こうが折れて、

正規料金$30で発行してもらいました。

 

 

 

「なんだよ、できるんじゃんかよ。」

 

 

というか、

窓口ひとつしかないのに窓口人員は大量にいて、

 

いばって中で突っ立ってるだけの人たちに

賄賂なんて渡すもんか!!!

 

 

 

そんなことするなら、

ごはんも満足に食べれなくて、

学校にも行けずに働いてる子供たちにチップ渡すし!!!

 

 

 

というか、

観光をメイン産業にしているのに、

観光者にこんな対応続けていたら、

いつまで経っても国際社会化できないぞ、

カンボジア!!!

 

 

 

と心の中で叫びながら、VISA発給所を出ます。

 

 

 

ちなみに、ドイツ人美女ふくめ、

周りの人たちはふつうに100B払ってました。

 

 

 

確かに、手数料かなんかだと思うよね。

 

 

 

でも、紙にめっちゃ手書きでっせ。

 

 

 

怪しくない??

 

 

 

実際、ネットでeVISA取っても

プラス¥1000(電子手続きの手数料+決済手数料)くらいするらしいので、

何が正解か不明です。

 

 

 

さて、無事にVISA発給を終了し、

カンボジアの入国審査へ。

 

 

 

また徒歩でテクテク。

入国審査場を目指します。

 

 

 

道なりに小さな建物に入ると、

入国審査カードを渡されるので記入。

(ちなみにこのときはペンが置いてなかったので持参のペンで。

そういう”当たり前”と思っていることも、

あくまで日本の常識でしかないことを気付かされる。)

 

 

 

入国審査は賄賂を求められることもなく、

けっこうすぐに終わりました。

 

 

 

初の陸路国境越え達成!!!

 

 

 

で、建物を出ると、

本当にずーーーーーっと

カンボジアンピーポーに話しかけられる!!!

 

 

 

入国審査場はドアも開けっ放しなので、

パスポートを見て国籍を把握し

「こんにちは〜」

などと話しかけてきます。

 

さすが挨拶は多国語ぺらぺら。

 

 

 

「バス乗らないか。」

 

 

「タクシー乗らないか。」

 

 

「今からシェムリアップに行くんだけど、車をシェアしないか。」

 

 

 

とりあえず、全てスルーして、

朝からチョコバーしか食べていないドイツ人美女と共に、

昼ご飯を探しにウロウロ。

 

 

 

その間も1人のカンボジア青年が

しつこーーーく声をかけてきます。

 

 

 

ずーーーと断り続けているのに、

ずーーーっとついてきます。

 

 

 

仕事って大変ね・・・

と思いながらやんわりすっぱり断っていましたが

 

 

屋台の前に立っていたら、

 

 

「このパン食べたいの?なら買ってあげるから車に乗ってよ。」

 

などなど。

 

 

 

6時間の電車と、暑さと空腹で

ドイツ人美女の堪忍袋は限界の模様。

 

 

 

私も、あまりのしつこさとマシンガントークと、嫌な車への誘い方に

さすがに不快になってきたので

 

 

 

「I said “NO!!!”」

 

 

 

とキレた風の大声(私なりに)で言っちゃいました。

 

 

 

すると、

 

「まさかのこっちのジャパニーズがキレたよ。」

 

と言わんばかりのびっくり顔で

青年はすごすごと離れて行きました。

 

 

 

”ジャパニーズのキレ”

 

 

は、けっこう有効なのかもしれない。(笑)

 

私が役に立ったのはこの時くらい。(笑)

 

 

 

で、近くにあった食堂で食べ終わってから

これからどうやってシェムリアップに行くか相談。

 

 

私の調べた限りでの提案では

”無料シャトルバスでバスセンターまで行って

タクシーをシェアすれば

ひとり$10以下でいけるらしい”

 

 

 

ドイツ美女の提案では

”この先の市場の奥にバス乗り場があって、

そこのバスなら安いらしい”

 

 

 

とのことなので、とりあえず市場の方へ。

 

 

 

がしかし、

タイで終わったと思っていた正月。

 

 

 

ソンクラン!!!

 

まだカンボジアではやっていた!!!

 

 

 

カンボジアの正月はタイと1日ズレていた模様・・・

 

 

 

道ばたでは水のかけ合い。

 

 

もちろん、大きなバックパックを持っていようと

子供たちは無邪気に水鉄砲をかまえます。

 

 

 

地味に濡れながらバス乗り場に着くも

「今日は正月だからやってないよーごめんねー」

 

という感じでバスに乗れず・・・

 

 

 

仕方なくまた国境近くに戻り、

前日に宿のオーナーが教えてくれた

”ここでバスに乗れるよ”ゾーンあたりに行くも、

 

バス見つからず。

 

 

 

なので

 

「やっぱりこのシャトルバスに乗ろうよ。

これなら大丈夫って、実際に乗った日本人がレポートしてたよ。」

 

と提案しましたが、

 

 

「タダより怖いものはない。

この国では合法も違法も関係なさそうだし。」

 

とのことでキッパリ断られました。

 

 

 

ドイツ人の誰かが

”シャトルバスには乗るな”

みたいなレポートをしていた?ようです。

 

 

 

確かにね。

 

 

 

シャトルバスに乗っていく人、全然いないし・・・

 

 

 

で、その辺のタクシーやミニバンと交渉。

 

 

 

交渉は英語ぺらぺらで、

サクサク話を進めてくれるドイツ人美女が率先してやってくれました。

 

 

頼もしい!

 

 

 

とはいえ、

向こうは片言の英語で値段を言うだけなので、

英語力はあんまり関係なさそうですが。

 

 

 

何人にも聞いて回って

一人$10(約¥1000)が最安値。

 

 

 

ということでミニバンに乗り込みます。

 

 

 

11人乗りの車の

後ろ2人分を荷物置きにしているので

定員9人。

 

 

 

のはずが、

既に9人くらいは乗っている。

 

 

 

半分は子供だからまだスペースはある、

スペースを作ってくれたところに座っていたら

 

先に予約していたガタイの良いおっちゃんが入ってきて

仕方なく、一番最後尾の1人席にドイツ人美女と一緒に座り。

 

 

 

9人分のスペースに12人乗って出発。

 

 

 

ドイツ人美女の文句は止まりません。

 

 

 

これ楽しめないならバスで行けば良かったのに・・・

そんなにめっちゃ値段が変わるわけでもないし・・・

 

 

 

と思いながらも、

シェアしてもらえるだけ安くなるからまあいっか、と思いつつ

「うんうん、そーだよねー。」

と言って、聞いておきます。

 

 

まあ、文句を言いたくなる気持ちはよくわかる!!

 

 

ドイツ人と日本人は似てると言うけれど、

こちらの思う常識は、

東南アジアでは一切通用しないから!!!

 

 

 

更に、途中のガソリンスタンドでのトイレ休憩。

 

 

 

用を足して戻ったら、停車してる位置が違う。

 

 

 

「あなたを置いて発車しようとしてたから止めたのよ。」

 

とドイツ人美女。

 

 

 

人数確認せんのかい!!!

 

という突っ込みはさておき、

 

ドイツ人美女がいてくれて良かったと本気で思った瞬間でした。

 

 

 

で、ミニバンに揺られること3時間。

 

シェムリアップに到着です。

 

(カンボジアはスリとかひったくりが多いらしいので、むやみにカメラは構えられません。)

 

 

 

地図で見ると

幹線道路上のいい感じのところで降ろしてくれた模様。

 

 

 

でも、私の宿は外れにあるので徒歩40分くらい。

 

 

 

徒歩10分くらいの場所に宿を取っているドイツ人美女と途中まで一緒に行き、

 

 

 

お互い「Good Luck」

と言いあってバイバイしました。

 

 

 

起床から13時間。

 

 

 

色々な意味で体力を使ったクライマックスに

15kgオーバーの荷物を抱えながらの徒歩40分。

 

 

 

手ぶらだったら余裕のはずですが、さすがに堪えました・・・

 

 

 

しかも、宿に近づくと徐々に周りが暗くなってきて。

 

 

 

野犬なのか飼い犬なのか分からないけど、ウロウロしてるし。

 

 

 

宿、このへんだ!

 

 

 

と思ったあたりに宿がなく。

 

 

 

仕方なく目の前にあった食堂のおばちゃんに声をかけ、

(ノリノリで踊って歌っていたところ申し訳ないんだけど)

 

当然英語なんて通じないのですが

奥から子供たち(たぶん、英語習っているのかな?)を呼んでくれて

 

ホテルの名前と地図を見せるも結局わからず・・・

 

 

 

やばい、本当に暗くなってきたぞ・・・

 

 

 

と焦りながら、食堂を出て数歩あるくと

 

 

 

ホテルの看板が見えました。

 

 

 

隣じゃんか!!!

 

 

 

なんで知らなかったの??

 

 

 

という疑問の中、チェックイン。

 

 

とにかく宿のスタッフさんがフレンドリーで優しくて、

疲れが一気に癒されました。

 

 

 

到着したのが19時前。

 

 

 

出発から約14時間。

総費用、約¥1300。

 

 

 

いや〜〜疲れた。

 

 

 

ぶっちゃけ、この手間を考えるなら

バスでいいと思います。

 

 

 

お水とかお弁当とか付いてくるバスもあるし、

 

詐欺系のバスにでなければ

もろもろ含めても¥1000ちょっとしか変わらないかも・・・

 

 

 

(それでも、どうしても電車で行きたい人はこちらを参照。

私のたどったルートが詳しく書いてます。

基本的に気をつけるのは詐欺と賄賂くらいで

”観光客一人で怪しい車に乗る”

とかしない限りは、たぶんどうにかしてシェムリアップに着けます。

プノンペンは銃や刃物が出てくるらしいので、絶対安全ルートを通るべきですが。)

 

 

 

この日は即効でシャワー浴びて寝ました。

まさかのシャワー、屋外なんですけどね!!(笑)

 

 

いよいよカンボジア編スタート!!

アンコールワットをたっぷり堪能します!!

 

お楽しみに〜♪

==スポンサーリンク==

=================


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA