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世界一周旅行にあたり、健康を維持するのに欠かせないのが予防接種。狂犬病はもちろん、A型肝炎や蚊から移る日本脳炎など・・・獣医師という職業柄、ワクチンの重要さはよく分かっているつもりなので、今回はカンボジアでワクチンを打つ方法をシェアします。
目次 1.はじめに 2.世界一周する人が打つべきワクチン 3.カンボジアでの安全なワクチン接種の方法 4.おまけ
1.はじめに
世界一周に必要なワクチンを全て日本で打つと、ひっっじょーーーに高い!!!そんな金銭的な悩みを持つ貧乏パッカーの御用達が、タイ・バンコクにある”スネークファーム”!!!
スネークファームでワクチンを、と考えている方は多いのではないのでしょうか??私も実際、スネークファームでワクチンを打ちました。(スネークファームの行き方などは過去の記事参照)でも、ワクチンって複数回打たないといけないものもあります。狂犬病なんか、初回接種から1週間後と3〜4週間後に接種、というハードスケジュール。
その期間中、ずっとバンコクにいるって・・・旅程的にも、できれば続きは他で打ちたいところですよね。というわけで、私はカンボジアの首都プノンペンにある日本人病院”ケンクリニック”さんで、ワクチンプログラムの続きを打つことにしました!!
2.世界一周する人が打つべきワクチン
私の場合は、食べ物からの感染など、渡航後すぐにリスクのあるものは日本で済ませて、気をつければある程度リスクを下げられるものは渡航後に打つ、という作戦です!
【日本で打ったワクチン】 ・麻疹(はしか) ・A型肝炎(3回接種) ・破傷風
【タイで打ったワクチン】 ・狂犬病(1回目&2回目) ・日本脳炎 ・B型肝炎(1回目&2回目)※rapid schedule ・黄熱病
【カンボジアで打ったワクチン】 ・狂犬病(3回目) ・B型肝炎(3回目)※rapid schedule ・腸チフス
3.カンボジアでの安全なワクチン接種の方法
それでは、ケンクリニックさんへの行き方をご紹介します!!ケンクリニックさんは、プノンペンでゲストハウスの多いリバーサイドから見ると南方向。少し離れています。私の宿はトゥールスレン博物館の近く。しばらく歩けば行ける距離でした。street63(通称:絆ストリート)からstreet370に入って、しばらく歩くと右手に見えてきます。
場所はこちら。Wi-Fiが無い環境で地図を見たいときは、iPhoneマップやmaps.meで事前にその地域の地図をダウンロードしておきましょう。
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モニボン通りからであれば 、こちらの黄色と青の看板の建物がある角を入ってstreet360を歩き、最初の十字路を右に曲がってstreet370の看板を見つけてください。リバーサイド方面からであれば、独立記念塔のロータリーを南に進み、street41からstreet370に入るのが最短になるかと思います。道の角にある、通りの番号を書いた青い標識が目印になります。
カンボジア国旗のカラーリング。ケンクリニックさんの看板が見えたら入っていきましょう。とても立派な建物です。
中もとても綺麗で、受付は日本語で対応してもらえます。問診票も日本語。体温測定をして、あとは案内があるまで待つだけ。私が行った時は、案内してくれる看護師さんも日本人でした。無事に接種が完了したらお支払い。
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診察料等はなく、それぞれの注射の値段はこんなかんじ↓
・狂犬病 $20
・B型肝炎 $15
・腸チフス $19
日本で打つよりかは安いですが、スネークファームよりかは高めですね・・・でも、院内も清潔で、先生も丁寧で日本の病院と同じ(か、結構高い)クオリティ。安心感があります。
4.おまけ
ちなみにケンクリニックさん近くのstreet63(通称:絆ストリート)は、日本人経営のお店がたくさん並んでいます。日本食が恋しくなったときに立ち寄ってみるといいかもしれません♪
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