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一生に一度は行ってみたい秘境の泉。アルバニアのサランダ(Sarande)から、日帰りで行けるところにあるブルーアイ(シリカルタ)。あまりに美しい自然の神秘を間近で見ることができる場所。今日はブルーアイに行ったときの様子と、サランダからのアクセス方法についてまとめておきたいと思います。
目次 1.余談を先に話させて下さい 2.サランダからブルーアイへ 3.ブルーアイはこんなところ 4.ブルーアイからサランダへ
1.余談を先に話させて下さい
こんにちは。旅する獣医師のあにとらです。ブルガリアで日本から持って来ていた愛用の耳かきを失くしてしまい、しばらく耳かきできずにいたのですが、先日、姉に日本製の耳かきをもらいました!!やっぱり耳かきは日本の、木のタイプが好み。
(突然何の話?って自分でもツッコミ入れたくなるけど。今日はちょっと獣医っぽいこと言ってみたい日。笑)
ちなみに、綿棒だと耳あかを奥へ奥へとおしやってしまったりするので注意が必要ですが、これはわんにゃんも同じ。特に耳垂れさんやアレルギー体質のわんにゃんは、外耳炎になりやすいので日頃のケアが大事なのですが、綿棒やガーゼは同じ理由で注意が必要です。
外耳炎はわんにゃんにとても多い病気であり、一度なると再発しやすいんです。しかも、悪化するとひどい目まいがしてまともに立てなくなったり、吐いたり、それ以上に重度な脳神経系の病気を引き起こしたり・・・意外と怖い外耳炎・・・自分が一生耳かきしなかったらどうなるか、と想像してみてください。(必要以上に掃除する必要はないのですが、汚れや感染には気をつけないといけないです!)
耳の後ろを足でよく掻いていたり、頭を振ったりする仕草があったら要注意!!!そうなる前に液体のイヤークリーナーを使って自宅でケアしたり、トリミングサロン、動物病院などで定期的にケアしてもらうようにしましょう。
2.サランダからブルーアイへ
さて。今日はサランダからシリカルタへ向かいます。サランダの街の中心にあるバスステーション(と言っても、道ばたにマイクロバスが並んでいるだけの所)からバスが出ています。少なくとも、9〜10時台に1本ずつ、11時台は2本のバスが出ていました。
「シリカルタ」もしくは「ブルーアイ」と言うと、乗れるバスを教えてくれます。(大体はジロカストラ[Gjirokaster]行きのバス。)料金は200レク(約¥200)。
↓↓シリカルタや他の街行きのバス停の場所はここ。
サランダから車で30〜40分ほど。看板のあるシリカルタの大通りで降ろしてもらって、ここから徒歩で30分。(ちゃんとブルーアイに行きたい!って運転手さんに伝えて、乗り過ごさないよう教えてもらいましょう。)
降りる時に200レクちょうどを持っておらず、500レク札を渡したら「おつりが無い」とのこと。仕方なく、あり金の170レクで乗せてもらえました。でも、渡した500レクを運賃係の人がポケットに入れてしまったままバスが走り出そうとしたせいで、あやうく無一文のまま道のど真ん中に取り残されるところでした。「あ、ごめんね〜」みたいな感じでニコニコ謝ってたけど、おっちゃん、確信犯な気がする・・・(^^;)
降ろしてもらった所には地図の載ったちゃんとした看板もありました。地図の通りテクテク。(1本道なので行けばすぐ分かるはず。)
ヤギさんの群れを発見!!!そのそばに牧羊犬?なのか、わんこもいました。
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なつっこい(^^)ついつい触っちゃうけど、世界のワンニャンたちはノミダニ問題を抱えていたり、狂犬病を持っている場合もあるので、十分気をつけてくださいね!
道中、おじいちゃんとわんことすれ違いました。「ブルーラグーン?あっちだよ。」と指差して教えてくれて、お礼を言って歩いていると、後ろから、おじいちゃんと一緒にいたわんこが寄って来てくれました。人が大好きらしく、終止、遊んで遊んでアピール。
羊さんたちと一緒にいたわんこもやってきました。自然の中のすご〜く広い庭を自由に歩き回っているんですね。うらやましい・・・
黒毛のわんこは「こっちだよ」と教えてくれているかのように、何度も何度も振り返りながら前を歩いて行きます。
水汲み機?のようなところを突き当たったら、左にある橋を渡ります。
ちょっとしたハイキング気分でひたすら歩きます。テクテク。
道の脇の用水路の水が、既にものすごく綺麗。底の水草がはっきり見えます。
結構歩きますが、景色が綺麗なので飽きることはないです。この道の真ん中に岩がある場所が見えてきたら、ブルーアイはすぐそこです!
看板発見!!やっとこさブルーアイに到着!!
↓↓ブルーアイ(シリカルタ)の場所はここ。マイクロバスは大きい道路(地図の黄色い道)で降ろしてくれます。
3.ブルーアイはこんなところ
おおぉぉおぉおおお!!!!青い!!!!!
初めて見るレベルの水の澄み具合です。
透明度が高すぎて、足元を見てもどこまで水があるのか、境目が分からないくらい!!!
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ちょっと高い所にプチ展望台があったので、そこに登って下を見てみると・・・
なにこれ!!!!!自然にできたの!!?美しすぎるんだけど!!!
と叫びたくなるくらいの宝石のような青と緑。この写真、無加工ですよ!!水が澄み過ぎていて成分のおかげか青く見えて、奥まで水草がハッキリ見えています。
ブルーアイは常時、水が湧き出ている泉。常に水面がモコモコと動いていて、これも不思議な光景。泳いじゃダメって看板がでてるのに、夏場は泳ぐ観光客もいるんだとか・・・青空になると余計きれいな青になります。
吸い込まれそうな青を見ながらのお昼ご飯。1時間くらいはこの場所にいたと思うのですが、他に来た観光客は1組のみ。オフシーズンならこの絶景が独り占めできます。
近くには駐車スペースとレストランもあります。(お店がオフシーズンに開いているかはわかりませんが、車で近くまで来ることは可能らしい。)
この水草、水の中なんです。本当にクッキリ見えます。
こんな綺麗な場所の木の合間にゴミが刺してある・・・ちゃんとゴミ箱も設置されているのに・・・自然に敬意を払うこともできないなら、ここに来なければいいのに・・・
ここにもわんこ。”遊んで!遊んで!アピール”がすごかったのですが、物わかりの良いわんこのようで、ずっとは遊べないと分かるとこちらを振り向きながら前を歩いて行きました。
帰る途中に、行きに逢ったワンコが迎えに来てくれました。足元で走り回ってかわいくて仕方ないんですけど、動画にしていたから写真がない・・・(笑)
4.ブルーアイからサランダへ
帰りは、バスを降ろしてもらったところで逆方向からやってくるバスを待ちます。
牛さんも歩いている道路.バンバン車が走って通り過ぎるので、バスっぽい!!!と思ったら、手を道路に差し出して停まってもらいます。
そうやって乗り込んだバス。地元の子供たちだらけ。助手席に座っていた高校生くらいの女の子が英語で「サランダに行きたいの??どうぞ〜。」と言ってくれて乗せてもらったのですが。あれ・・・なんか様子が変だぞ???皆、たまにこちらを振り向いてヒソヒソ話をしたりニコニコしたり。
途中で助手席から隣に移動してきた17才のクシャミール。彼女によると、このバスはスクールバスらしい!!(笑)バスの中で英語を話せるのはクシャミールだけ。学校で習ったとのことで、ザ・外国人な私に興味津々。とても上手な英語でたくさん質問をしてくれました。
で、結局サランダの中心部から徒歩15分くらいのところに降ろしてもらって、運賃は100レク。がしかし、行きと同様、500レク札しか持っていないし、運転手さんもおつりがない・・・結局「じゃあいいよ。バイバイ。」と言ってくれてタダ乗りさせていました。子供たちがバイバーイ!!と手を振る中、宿までテクテク。
地球の神秘としか思えない絶景と、フレンドリーなアルバニア人に出逢えるサランダ。ギリシャから行くこともできます。”日本人が一生行かない国”のトップに名を連ね、世界的に見ても日本人移住者の少ない国ではありますが、まだまだ未知の魅力的な場所があるんじゃないか、と期待してしまいます。
ヨーロッパにおいて文化・宗教の違い、過去の鎖国状態やその後の経済破綻の影響で”色々と決まってない”感があるアルバニア。それが逆にアジアのようなカオスさを感じさせてくれて、なんだか懐かしい気分になりました。治安も良いし、子供も大人も道ゆく人が「ハロー!」と声をかけてくれたりもして。優しくて独特な雰囲気の国アルバニア。是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか??
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>Scene_Sniperさん。
とても行きづらいところでしたが、行った甲斐があったな、という感じです。
現在も私のスマホのホーム画面がこのブルーアイの写真ですよ。
吸い込まれそうな不思議な感覚を独り占めできて嬉しかったです。
近くにいたワンコたちも可愛かったな〜・・・
ブルーアイ、すごいですね。絶対生きたいです。特別なことが無い限り、基本的に青い池に張り付いています。
日本のブルーアイみたいなところです。