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充実したリマ滞在を終えて次に向かうはクスコ!!
マチュピチュ観光の拠点として名を馳せていますが、クスコの街自体が世界遺産になるほどの魅力だらけの街です!
日本人に有名なのはクルス・デル・スールという会社ですが、
「だったら、ぶっちゃけ飛行機でいいじゃん?」
というお値段だったので、私が使ったのは安めのCIVA(シヴァ)という会社。
予約から移動までの様子を細かくお伝えします。
さて。
ネットで数日前までにバスチケットを予約。
↓↓Civa公式サイト
セミカマと呼ばれる足が伸ばせて席もしっかり倒せる中くらいのランクのバスでお値段は32ドル。(約¥3500)
トイレ付き。
夕食、朝食、途中で紅茶やコーヒーなどの飲み物も出してくれます。
予定では22時間の夜行バスです。
(実際は24時間くらいかかりました。)
当日にCivaのバスセンターに向かいます。
↓↓場所はここ。
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そして、そこに向かう途中、
思いっきりすっころんで
思いっきり捻挫しました。
近くでおばちゃんが悲鳴を上げるくらい、見事なこけっぷりでした。
後ろから歩いて来たおじちゃんは、優しく手を差し伸べてくれました。
ペルー人ステキ。
大きなバックパックが背中にあると、こける時におっとっと!ってできないんですよね。
素直に転ぶしかないんです・・・
そりゃもう、完璧な転び方。
ゴローーーン!!!って、効果音が最適な感じ。
そして、ものっっすごい腫れました。
なんてこったい。
前日にリチャに日本とペルーの違いについて聞かれ、
「道がボコボコなのは日本ではあまり見ないかな。危ないから。」
と答えていたのですが、バチがあたったんですかね。
そのボコボコの道に見事に足を取られてしまったんです。
すごく痛い・・・
足を引きずりながらバスセンターへ。
いいなあ、にゃんこ。
猫くらいの運動能力があればなあ・・・
動物っていいなあ・・・
はい。
バスセンターに着いたらネット予約の画面を見せて、チケットを発券してもらいます。
チケットゲット。
出発の30分前(くらい?)になると、このカウンターで荷物を預かってもらえます。
ちゃんと荷物のタグがもらえました。
当たり前のように思えますが、海外では意外と少ないシステムです。
このへんも、”ちゃんとしてそう”ポイント。
荷物を預けたら、腹ごしらえ。
バスセンターの近くには屋台やちょっとしたレストランがあります。
屋台はお腹壊しそうで怖いし、バスセンターの隣の隣くらいにあったメルカドのお店でセビーチェを注文。
ここもおいしかった!!
でも、セビーチェはあくまで前菜。
メインは“Aji de Gallina(アヒ・デ・ガジーナ)”。
イエローペッパーのソースと鶏肉を煮込んだもの。
上に載っているのはオリーブです。
これまた美味!!!
唐辛子ソースと聞くと辛そうですが、これは全然辛くなくて、ソースがチーズたっぷり入ったマイルドな味。
「え?こんなおいしいもの食べていいの!?」
と思っちゃったくらいにおいしかったです(^^)
お値段はセビーチェとメインとジュースを合わせてなんと10ソル(約¥340)!!
すばらしいコスパです。
腹ごしらえが済んだらバスに乗り込みます。
私は見晴らしが良いと聞いた最前列にしたのですが、良し悪しだな〜と・・・
前面が窓なので夏とはいえちょっと寒かったのと、正面衝突するような事故が起きたら真っ先に死ぬな、というのと。
隣のおにーさん(おじさん?)はママとの別れを惜しんで、窓から「ママ〜!」と手を振ったり、出発直前まで何度もバスを降りてはママとハグをしたりチュッチュしたり。
バスがバスセンターから出るときも、窓をバンバン叩いて
「ママ!ここだよ!ママ!!」
みたいな感じでした。
日本だったらなかなか考えられないけど、ママ大好きが全面に出ていてなんだかほっこりします。
ちょっとやりすぎな感じもするけど・・・
でも、道中は本当に景色が良くてステキでした。
山に入るまでは道もしっかり整備されているし、快適♪
ただひとつ。
隣の超絶フレンドリーおにーさんがちょっとサイズ大きめな方で、身体がはみ出してたんですよね、私の方に。
おにーさんが寝ると、容赦なく腕の重みが私に伝わって来て、若干痛いくらいで。
避けたら避けたでよりいっそう狭くなるし。
でも、身体の大きさは変えられないから、どうしようもないし・・・
困った事におにーさん、寝てる時におならしてるんですが、それもどうしようもないし・・・
そんな悩みをよそに海を見ながらどんどん進んで行きます。
起きたおにーさんは自撮り写真をやたらと見せたがります。
お世辞にもかっこいいとは言えないおにーさんですが、とりあえず嬉しそうに見せてくれるので、
「Goodなphotoやね!!」
と褒めちぎってみました。
言葉は一切通じませんが。
おにーさん、ちょっとバスが停まる度にコーラやらクッキーやらを買って来てずっとモグモグしています。
さすがです。
夕ご飯。
先ほど食べたAji de Gallinaを若干おいしくなくした感じのご飯とゼリー。
ここでお兄さん。
なんでかご飯を食べず・・・
「なんで?」と聞くと、ジェスチャーで「気分が悪い。」とのこと。
食べ過ぎ&車酔いのようです。
若干、自業自得感は否めないのですが、あまりに具合が悪そうで・・・
酔い止めかなにかのクスリを飲んでいましたが、乗り物に弱いのかもしれないですね・・・
24時間バス移動、まだまだ先は長いけど大丈夫かな・・・
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そんなおにーさん、食べあとのゴミを足元に捨てるんですよね。
私の。
嫌がらせかと思えるんですが、どこまでもフレンドリーで悪気は一切感じられないので、これがペルーの常識と思う事にしました。
セミカマでも足が伸ばせてしっかり席も倒せるので夜中は爆睡。
朝起きると、軽食が配られました。
パンとクラッカーとピーチジュース。
パンのぼそぼそっぷりがすごかったのですが、その後、ペルーの高地で食べるパンは大体ぼそぼそしていたので、このクオリティも中級といったところでしょうか。
何もないより断然ありがたいです。
隣のおにーさんはやっぱり朝も食欲がないみたい。
大丈夫かな・・・
素敵な田園風景の中を進んで行きます。
結構なぐねぐねの山道です。
乗り物酔いしやすい人は大変かもしれません。
隣のおにーさんはバスを運転するゲームアプリをしていました。
ゲームの中でしょっちゅう事故って、
ピー!ピー!
と、なかなかな音がバス内に鳴り響きます。
縁起が悪いよ・・・
クスコまではまだまだかかるみたい・・・
そんなおり、ゲームとママとの電話のしすぎで早々にスマホの電池が切れてしまった隣の席のおにーさんが
「電話を貸して。」
とジェスチャーで言ってきました。
「ペルーのSIMカードが入ってないから、電話は使えないよ。」
と説明するも、通じず・・・
私のスマホで一所懸命ママに電話しようとするのですが、当然つながらず・・・
というのをしばらくやってから、ようやく諦めた様子。
にしても、しょっちゅうママと電話していたけどまだ電話したいのか・・・
すごいな・・・
音楽を聞こうとiPodを取り出すと、お次は
「イヤホン貸して。」
とジェスチャーで言うおにーさん。
「いや、私、今から使うから・・・」
と断ると、
「じゃあ、一緒に聴かせて。」
というおにーさん。
イヤホンを片耳ずつ着けて仲良く音楽を聴きます。
流れているのは風味堂と、ELTと、エルレ。
(不思議な組み合わせ・・・iPodの中を全シャッフルしたらこーなった。笑)
言葉も分からないし、おにーさんは4曲目くらいで飽きてイヤホンを返してくれました。
途中の街。
この街のバスセンターにも立ち寄りました。
クスコまではまだまだ時間がかかるようですが、ここどこだろう?と地図アプリを開けると、おにーさんが食いついてきました。
「地図見せて?」
という感じかと思ったら、そのまま私のスマホを持って、バスの進む道をずーーーっと見続けています。
「いやいや、電池切れちゃうから返して。
それないと、クスコで宿にたどり着けないよ。」
と言うも、当然通じず、ずーーーっと見ています。
フレンドリーなのは南米ぽくていいんだけど、ちょっとこの人変わってるよな・・・
と今更気付く私。(笑)
私の必死な訴えがようやく通じたようで、スマホを返してくれたおにーさん。
ちょっとブスッとしていました。
子供か。(笑)
12時過ぎたのに昼ご飯が出て来ないことも不機嫌の理由だったみたい。
とりあえず、食欲が戻ったのは良かった。
でも、おにーさんの体臭とおならと車酔いで、私は逆に若干気分が悪くなっております。
やっとクスコに到着です。
久しぶりに家がたくさん。
クスコの標高は3500mくらい(ざっくり富士山と同じくらい)ですが、ここまでの道中は4000mを越えるところもあって、地図アプリでその数字を見るだけで
「高山病こわい〜〜!!」
となっていた私。
そんな場所でも結構な人が住んでいるんですね。
人間てすごいな・・・
↓↓到着するシヴァのバス停はここのあたり。(Googleマップには載っていないんですが・・・)
バスを降りたとたん、タクシーの客引きがすごいのですが、バス停の外にいる人たちと交渉した方が安いです。
私は同じバスにいた日本人とヨーロピアンの人と3人でシェア。
1人3ソル(約¥100)で観光中心のマヨール広場まで連れて行ってもらいました。
外国人旅行者なら10ソル、地元民なら8ソルくらいが相場のようです。
徒歩30分くらいと歩いても行けなくはないのですが、高山初日に上り坂で30分は危険かな、と思ったので、タクシーシェアをお勧めします。
庭付きの素敵な宿に到着。
クスコの問題点。
寒いです。
宿の人に
「足を捻挫して腫れているので、クスリをください。」
とスペイン語で書いてもらって、薬屋に持っていき、購入した塗り薬。
クスリ屋さんのおねーさんは英語がしゃべれました。
書いてもらった意味なかった・・・
ボルタレン。
気休めだけど、腫らしっぱなしよりマシかな・・・
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