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世界を8ヶ月かけて
半周して来た私。
ブログは現実から
数週間遅れてしまっていますが、
今日はせっかくクリスマスなので
現在の様子をお話します。
今年のクリスマスと年越しは
イギリスに住む
姉の家で過ごすこととなりました。
イギリスといえば・・・
”おいしくない国”
”ハリポタな世界”
”なんか暗そう”
そんなイメージを持っている人が
多いのではないでしょうか??
姉はイギリスに住み始めて
約20年。
イギリス人の旦那さんと
子供が2人います。
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完全にイギリスナイズドされている
姉の家庭では、
どのように
クリスマスを過ごしているのでしょうか。
今日はそんなお話。
皆さんこんにちは。
あにとらです。
私は海釣りが好きです。
東北に行って以降、
あまり釣り(というか海自体)に
行かなくなりましたが、
学生時代はヘタなりに
ちょこちょこ釣りをしていました。
海に包丁と醤油を持っていき、
釣った魚をその場でさばいて
食べたりもしていました。
だからって、
別にさばくのが上手なわけでは
ないのですが、
私の目の前に置かれた
このサーモン。
まな板2枚分。
頑張りました・・・
イギリスのクリスマスは
サーモンが安くなるらしいです。
そして、
洋物の包丁は使い辛い・・・
さて。
イギリスに到着して2週間。
世間はクリスマス直前。
(これ書いてる頃はもうクリスマス過ぎてるんですが・・・)
私が滞在しているのはウェストヨークシャーのリーズ(Leeds)という所。
↓↓リーズの場所はここ。
普通に
馬ポリスがいるような街です。
歴史のある建物も多いリーズ。
最近でこそ、新しい建物も増えて
新旧入り交じった
素敵な街に発展していますが、
この地に始めて来た約15年前は
古い建物ばかりだわ、
しょっちゅう店は閉まってるわ、
なんだか
パッとしないイメージの街でした。(笑)
それが逆に
”適度な田舎都会”
である、地元と似た雰囲気で
安心感がありました。
それが今や
キラッキラのピカッピカ。
イギリスで人気の
”ジャーマンクリスマスマーケット”なる
クリスマス期間限定の
ドイツの出張マーケットが開かれたり、
目新しいショッピングモールが
できていたり・・・
来るたびに新しい物ができていて、
なんだか
どんどん違う街になっていっている感じがします。
ここは長い歴史のある
ショッピングセンター。
もちろんここもクリスマスモード。
天井から吊り下っていたこの人は・・・
よく分からないんですけど・・・
市場に行くと、
クリスマス用品がたくさん売っています。
これは道ばたの
クリスマスリースの出店。
(リーズの近くにあるヨーク(York)という街)
クリスマスは
着色された花をよく見かけます。
右側の花(?)を
ぜ〜〜んぶシルバーにした飾り。
なんだか・・・
痛々しく見える気がするのは
私だけ・・・?
お隣のブラッドフォード(Bradford)のショッピングモール。
この街こそパッとしない感じ
(しかも、イスラム教徒が多くてキリストの誕生日とか関係無さそうな街)
なのですが、
さすがにここも
クリスマスムード。
甥っ子たちの通っている小学校でも
12月に入ると
クリスマスコンサート(音楽や演劇の発表会)があったり、
親族や友達同士で
クリスマスカードを交換したり。
クリスマスシーズンは
なにかと忙しいみたいです。
(4&7才の甥っ子。名簿がないので、クラス全員の名前を思い出すのに何日もかけて苦労していました。)
そんな
クリスマスを待ちきれないような雰囲気が
12月初旬から(いっそ、もっと前から)
ずっと続いているイギリス。
ついにクリスマスイブが
やってきました!!!
でも、イギリスでは
クリスマスイブはそこまで重要ではなく、
クリスマス当日に向けて
準備が大詰めとなる日。
25日から数日間、
スーパーも含めほとんどのお店が閉まるので、
24日に買いだめをしに
出かけたりする程度らしいです。
酒好きの姉が、
新しく手に入れたジンで
何か新作カクテルを作りたい
と、瓶をいくつも
取り出してきました。
(ジンは私が一番好きなお酒。)
そして、おもむろに
ザクロのモラセス
(煮詰めた時に出てくる糖蜜)
とかってゆー、
よくわからないやつを
入れていました。
キッチンがたまに
実験室みたいになる・・・(笑)
ちなみに上の写真の
“Fever Tree”のトニックウォーターは
最高においしいので
おすすめです。
昔からジントニックは
シュウェップス派
(むしろそのまま飲んでいたくらい)
だったのですが、
Fever Treeが
日本国内で流通するようになってからは
こっちも買うようになりました。
(高いからたま〜〜にだけど・・・)
これがクリスマスケーキ。
おからでできたスポンジに
クロテッドクリームと
ラズベリー&ブルーベリー。
甘さ控えめで
子供たちも食べられる仕様。
”クロテッドクリーム”とは、
イギリスに古くからある
伝統的なクリームのこと。
スコーンにつけて
食べたりするらしいのです。
コクがあるのに脂っぽくない
さっぱりした味で、
私はすごく好みでした(^^)
で、
イギリスの子供たちにとって
一番重要な24日のお仕事は、
サンタさん用に
シェリー酒とミンスパイ
(イギリスでクリスマスシーズンに食べられるお菓子)、
ルドルフ(トナカイさん)用のニンジンを用意すること
らしいです。
子供たちは
寝るギリギリまで大興奮。
上の子は、
ベッドに入って寝る直前に
「サンタさん来なかったらどうしよう・・・
最近おりこうさんじゃない時もあったから・・・」
と心配していたそうです。
なんてかわいいんだ・・・!!
そんなこんなで、
なかなか寝付けないかな??
と心配していたのですが、
すぐ寝たみたい。
さすが子供。
ミンスパイなどを
リビングにある
クリスマスツリーの側に置いておいて、
翌日、
目が覚めると・・・
いい感じに
なくなっていますね!!
私はリビングで寝泊まりさせてもらってるんですが、
まっっったく気付かなくて、
夜中の2時半頃に目が覚めて
ビックリ。
いつの間に・・・
ちなみに、
この松ぼっくりツリーは
私の母(子供たちからするとババ)の手作り。
かわいい(^^)
朝の7時半頃。
イギリスの朝7時台はまだ暗いんですが、
早速起きだして
プレゼントの山を見つけて
大大大興奮!!
「今までで一番最高なクリスマスだよ!!」
と騒いでいたのですが、
「それ、毎年言ってるよ。」
と、姉に
ツッコミを入れられていました。(笑)
イギリスのクリスマスプレゼントは
両親や祖父母だけでなく、
叔父、叔母どころか、
大叔父、大叔母、
友達の親、親の友達からも贈られます。
なので、本当に
プレゼントが山のよう。
子供たちへのプレゼントの中で
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特に私が気に入ったのはこれ。
”にほんご 多読ブックス”
日本にいるジジ&ババから
サンタさんが運んで来てくれました。
コンパクトな絵本が
セットになっていて
日本語を
レベル別で練習できる本です。
漢字の多さや文の構成で
レベルが別れているみたいで、
甥っ子たちはもちろん
日本語勉強中の義兄にもぴったり!!!
確かに、
プレゼントにはちょうどいい。
ジジババ、グッドチョイス!!!
↓↓もうサンタさんが来てくれない大人たちは、本屋かAmazonで自分で買ってください。(笑)
ちなみに、私はサンタさんから
チョコレートのプレゼントをもらいました!!
レモン&カルダモン味と、
チリ&ライム味。
レモンは分かるけど・・・
チリ(唐辛子)って・・・
サンタさん、
なかなかのセンスをしていらっしゃる・・・(笑)
25日の朝食後、
皆でクリスマスクラッカー!
イギリスのクラッカーは
キャンディー型で、
両端を引っ張ると
パンッ!
という音と一緒に
真ん中の筒から
小さなおもちゃなどが出てきます。
出て来たのは
キラキラのメモ帳。
キラキラ&かわいいものが大好きで
私より女子力の高い
下の甥っ子は大喜び(^^)
自分の引き出しに
大事そうにしまっていました。
カエルのおもちゃや、
大人用クラッカーには
ミニ爪ヤスリなどなど。
このクラッカー、
おもしろいと思うんですけど
日本では流行らないですよね。
なんでだろ。
午後はもらったプレゼントを持って
公園におでかけ。
この季節のイギリスでは
貴重な青空。
他の家の子供たちも、
早速もらったおもちゃを持って来て
遊んでいました。
お友達一家にもらった
庭でも遊べる
ゴムひも付きのサッカーボール。
ラジコンカー。
ワンコたちもノーリードで
楽しそうに散歩しています。
帰ったら
クリスマスディナーの準備!!
姉の家は週に1回、
オーガニックの野菜のデリバリーを
頼んでいます。
立派でおいしそうな
野菜の箱を開けるのが
毎週、楽しみ(^^)
”ディナー”って
日本で直訳すると夕ご飯ですが、
イギリス(特にヨークシャー)では
お昼ご飯のことを言うらしいです。
学校のお昼ご飯も”ディナー”と言うので、
当初
、甥っ子たちとの話が噛み合なくて
???
となっていました。(笑)
すんごい色の代物ですが、
この赤紫の野菜は
ビートルート(ビーツ)。
甘くておいしい根菜です。
クリスマスディナー(ランチ)
全7品の完成です!!
大豆ミート(ミンス)と
マッシュルームのグリルに
クリームを混ぜたもの。
(姉は魚介類以外の動物性のものを食べないので、”お肉!”っぽいものは大豆ミートを使っています。)
〆サーモンといくら。
(お酢ではなく塩でしめてました。)
ビーツとリンゴのヨーグルトサラダ。
すごい色なんですけど、
おいしいんです。
ちなみに、
なんと今日のメニューは
基本的に北欧(スウェーデン)料理らしいです。(笑)
イギリスのクリスマスと言えば、
七面鳥大虐殺シーズン。
そして、芋。
イギリス人の大好きな
チップスとゆーやつ。
フィッシュがミートになっただけ。
肉肉しいメニューが増えるので
姉の食文化とは合わない。
ということで、
今年は北欧メニューにしたんだそうな。
”イギリスのクリスマス”のスタンダードとは違うんですが、
おいしい方のが一番。(^^)
ベリー系フルーツが
たっぷり入ったチーズ。
これも大好き!!
(日本だと高いから、ドライフルーツを刻んでエセで自分で作ったりもしてました。砕いたナッツを入れてもおいしい。)
ちょっと遅めの昼食後は皆でハリポタ。
さすがイギリス。
ここぞ!という時は
とりあえずハリポタ。
日本の”とりあえずビール”くらいには浸透しているようです。
(ビールもおいしいのが多いんだから、”とりあえず”とか言わないで!!って、昔バーで働いていたときは思っていたけど。笑)
自家製塩無しポップコーン。
うまし。
ハリポタの途中でチャンネル変更。
お待ちかねの”ホームアローン”!!!
この放送があると聞いて
ずっと楽しみにしていたんですけど、
ここは
”色々とテキトーな国イギリス”。
放送予定時間が
何度も変更になるというトラップで、
待ちわびていました。(笑)
スタンダードな
イギリスのクリスマス料理とは違うかもしれませんが、
世界各国からおいしい食材が
集まっているので、
おいしいものは
いくらでもできちゃいます。
外食も充実しているし、
基本おいしくなくても(というか、家庭内での美食へのこだわりが強くない人が多い?)、どうにかなるみたい。
そして、
カードだ、
プレゼントだ、
パーティーだと
盛り上がるだけ盛り上がって、
クリスマスが過ぎると
疲れてショボーーーンとなるらしいです。(笑)
(反動で1月ウツというのもあるらしい・・・)
昼間っから
おいしいご飯とお酒。
夜には第一反抗期で
イヤイヤだらけの下の子が、
ギャーギャー言ったりなんかして。
(もっとちびっこい頃から、爆発タイプだったのでドラゴンにちなんで”ゴンゴン”と呼ばれている・・・笑)
こんな感じでクリスマス当日は過ぎていきました。
そんな私は今日、
姉に¥1000くらいの寝袋を買ってもらいご機嫌です。(^^)
クリスマス後のセール、
ハンパない!!!
次回は話をポルトガルに戻して、
ユーラシア大陸最西端の岬に行った時の話!!
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